だけどやっぱり、サランヘヨ！

それまで、韓国に全く興味などなかった。

初めて、韓国に触れたといえば、映画『シュリ』だったと思う。確か２００年頃だったろうか・・・。当時、結構話題になっていて、なぜか興味をひかれた。

映画は衝撃的だった。韓国の実力を見た！という感じ。劇場で観る価値のある、見ごたえのある作品だ！と、素人ながらに思った。そして、韓国という国に対するイメージが一新された。IT先進国というのは、どうも本当みたいだ。正直、韓国がこんな、文明の進んだ国だとは、失礼ながら知らなかった。・・・同時に、南と北に横たわる切ない現実も見た。

それから、３～４年経ってからになるのだろうか。。テレビや雑誌を賑わせている、ある話題が気になっていた。何でも、NHKのBSで先行放送し、人気の、『冬のソナタ』とかいう韓国ドラマが、今度は地上波でも放送されることになり、注目を集めているらしい。それがそんな大したことなのか、ＢＳの契約すらしてない私にはまるでピンと来ない話。だが、どうもその主演俳優が、微笑みの貴公子だとか何だとかと言われていて、眼鏡をかけた（かけてるのに）イケメンらしい。で、日本のおば様達の間で大人気とか。。

ふ～ん。。ハッキリ言って、最初、私には、「冬のどなた？」くらいの話でしかなかった。だけど、もともとドラマオタクなこともあって、とりあえず、その話題のドラマをチェックせねばと思ったわけだ。

そして、いよいよドラマスタート最初気合入れて見てたはずなのだが、ＮＨＫでの６０分ドラマは実に長かった。。当然、見た事もない俳優達ばかり。まあ、例えるなら、無名の俳優だけでできたドラマを見ている感覚。これって、なんかインパクトが感じられず、退屈な・・・なんていうか、つまり途中で眠くなってきてしまったのである

そんなこんなで、期待の初回放送は終わってしまい、私の中での興味も、このまま終わって行ってしまうのかと予想されたのだが、この後、事態は以外な展開を見せる事となる。。