だけどやっぱり、サランヘヨ！

かなり久しぶりに、Ｊオンニに会う事になった。
彼女は、○屋で韓国料理店を経営していて、３年くらい前にお邪魔して以来、親しくして頂いている韓国人のお姉さんだ。
お店の他にも、デザイン関係の講師をしていたり、韓国語を教えていたりと、忙しくされている。そして、一人息子くんのオンマ。
とてもパワフルで、綺麗な、私のイメージするところの『ザ！韓国女』という女性。

こちら関西地方も、今週末は快晴で、桜も満開
正にお花見のピークだ。
というわけで、Ｊオンニの家の近くに、阪神間では有名なお花見スポットの○川があるため、そこの駅で13：30に待ち合わせをすることにした。
しかし、これは大失敗　ある程度の人の多さは予測していたものの、有名スポットとは言え、関西にはいくらでもお花見のできる所はあるし、地元かせいぜい近郊の人たちで賑わう程度だと、今までの経験では認識していたのだが･･･。。あまかった。
どっから湧き出て来るのかという感じの人だかり･･･。どう見ても地元の人たちではないし、とても優雅にお花見どころではない。
しかも、何よりも大切なことを忘れていた。Ｊオンニは人混みが大っ嫌いな人なのだ。

案の定、先に車で到着していたＪオンニの顔は引きつりかけており、即刻この場所から離れて、ゆっくりのできる店に移動することになった
そしてなんとか、お店に入って、ホッ
プライベートの話とか近況を報告し合い、いつもお決まりのように、「今年はなんとかしなくちゃね！」
って、何を？！･･･いやいや人生の色んな事をですけどね。。

それから、夕方お店を開けるまで、韓国語のレッスンが入っているとの事だったが、横で聞いていても構わないという言葉に甘え、一緒に○屋のお店に移動し、後から別の友達も呼んで、晩ご飯をお店で食べることにした。

そこで、Ｊオンニが入れてくれたのが、『トングルレチャ』　
韓国の親戚にもらった高級なものらしい。
とっても香ばしい香りの、ほっとする味で美味しい。例えるなら、黒豆茶のような、ほうじ茶にも似てるような。。
Ｊオンニも『トングルレ』というのが何なのかよくわからないが、植物の名前で、たぶんその根っこでできているのだと思うと言っていたので、早速帰って調べてみた。
辞書には載っていなかったが、「トングル」という単語自体は丸いという意味のよう。
確かに見せてもらったのは黒い丸い粒状のもので、正露丸のような感じだったので、その見た目から、植物の名前が付いているのだろう。
で、詳しくサイト等で調べていくと、『トングルレ』とはユリ科のアマドコロという植物のことで、その根っこからできているお茶らしいことが判明。
お茶と言っても漢方に近いらしく、疲労回復、糖尿病、にきび、シミ、ダイエット等の美容と健康に良い健康食品のようだ。
Ｊオンニが入れてくれたのは、その物を煮る高級な分だが、ティーパックになった手ごろな商品も出ているみたい。

その後、友達とも合流して、久しぶりにＪオンニの作る韓国料理とおしゃべりを堪能したのだった


Ｐ．Ｓ　部屋のベランダから撮影した隣の公園の桜