だけどやっぱり、サランヘヨ！

私pi☆mil 、決してこれは自慢にならない事なんだけど、食べるのが遅い
おそらく一人っ子の、のんびり気質のせいかもしれないのですが。。

それはともかく、何だかせわしい日本の世の中。
せめてアフターの食事くらい、仲間とゆっくり楽しみたいですよね～
でも、お店の混み合う時間帯では、時間制限があるのは、今や当たり前。
いったい、いつからこんなシステムが定着しちゃったんだって、思ったりするけど･･･。

それに席だって、自由に選べる店は少なく、ほとんどが、
『ご案内いたしますので、少々お待ちくださいませ』って感じ。
な～んか、お客なのに、全てのイニシヤティブは、お店側に握られてしまった気がしなくもありません。＾＾；
それでもまだ、ラストの時間が近くなると案内してくれたり、最低限の配慮がされているのは、さすが日本。

さて、韓国と言えば、お馴染みパルリ（早く）パルリ（早く）のせっかちな国民性。
そう、そんなのわかっちゃいるけど、それでもあり得な～い！と思ったでき事があります。

ある時、私はいつもお世話になっているＳさんと、ソウルでお会いする約束をしていました。
それまで食べる機会のなかった韓定食（宮廷料理）を一度食べてみたいと思っていた私。
　『じゃあ、一緒に食べに行きましょう！』と、Ｓさんのご好意により、わがままな私の希望を叶えてもらえることになったのです

そして、仁寺洞の迷路状態（私には未だそう思える）の狭い路地の一角にある、ある料理屋でのできごと。
こじんまりとした店でしたが、落ち着いた個室に通され、なんか優雅だなぁと思いつつ、
Ｓさんの興味深い話を色々と聞きながら、私達はお酒と共に、ゆっくりと箸を進めていました。

すると･･･、こちらのペースなどお構いなしに、次から次へと運ばれてくる料理達
話に忙しい私達の食べるピッチは当然遅く、いつの間にやら、テーブルは料理が置ききれないほどに。。
でも、時間もまだ十分あるし、ゆっくり楽しめばいいやって思っていた私達。
　
　　　　　　　 　

し、しか～し、暫くして私は、運んで来るアジュモニの思わぬ行動に仰天してしまったのです
あろうことか、まだ少ししか進んでいない料理を勝手にどんどん引いていくではないですか
日本人的常識でいくと、“お下げしてもよろしいですか？”という、言葉無しに、
客の意志に反して、料理がどんどん下げられていくなんて光景･･･
あり得ないとしか言いようがない。

それでも、こんなことには慣れているのか、はたまた“金持ちけんかせず”なのか、
動じる様子のないＳさん。
私も、ただただ、呆然と事態を見守っていたのですが。。
まあ、会話に一生懸命だったし、そもそも２人で食べ切れる量でもなかったのだけど･･･。

しかし、思えば、呑気な私達。。＾＾；
これが韓国人客だったら、きっと黙っちゃいないんだろうなぁ。
って言うか、その前にさっさと食べ終わってるかな･･･。
なんたって、彼らは食べるのも、とっても早いですからね～

しかし、よ～く考えてみると、気になるのはその後です。
せっせと下げられて行った、あのたくさんの料理達。。
あの後、果たしてどうなったのでしょう
いやいや、それは考えない方が平和なのかも。。ですね～

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