昔、録り貯めて置いたビデオテープを着々とDVDに移している。
ハードに落とした後、編集してダビングすると必要なものだけすっきりまとまる。

ハードディスクが初めて出てきたとき、その機能にびっくり。
ビデオテープみたいに、連続で入れなくていいんですよ！
間違えて上書きしてしまうこともないですし、録画にも無駄がない！
こりゃ便利。

でもビデオでは、残しておく程のことではない番組が、
残したい番組の間からふと出てくるとがあり、これまた楽しかったりする。

機能的になりすぎると要否がはっきり分かれて、
要るか要らないか解らないものは意図しない限り残されることはなく、
良く解らないナニカとの出会い、という楽しみも少なくなってしまうんだろうなぁ。

何だか今の社会で求められている無駄のなさ、要領のよさ、を垣間見たよう。
便利でありつつ、ちょっと悲しい。