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著者)サリ・ソルデン
訳者)ニキ・リンコ 出版)WAVE出版 今日は、こんなの読んじゃいました。大人のADDの女性のための本です。 もとから楽天的な性格なのと、おおざっぱな性格なので、ダメなところを直そうというよりは、良いところを伸ばしたほうが良いよねと思って今まで気にしてはいなかったのですが。 なんだか、このところ、家のある一部屋だけが特にかたづかなくて、しかも、「どこから手をつけたら?」という状態でした。 テレビで見るような片付けられない女のみなさんほどではないのです。日常生活に支障がでるほどでもないのです。 だからADDじゃないのはわかってはいるんですけどね。でも、結構あてはまるところが程度の違いさえあっても、思い当たる節があるんですよね・・・ただの怠惰な人間なのか・・・・ ADDっていうのは注意欠陥障害といって、ある神経の伝達物質の働きが上手くいかない障害らしいです。そのために、かたづけられなかったり、締め切りを守れなかったり、忘れ物が多かったり、集中できなかったりするのだとか。 子どもの場合にADHDとかいって、これに多動が加わったのが最近知られていますが、女性の場合は多動がなくて、子どもの頃に発覚しないケースが多く、また家族などに助けられて、表面化しないけれども、大人になって一人暮らしをしたり、勤めだしたりすると表面化するらしい。 男性よりも女性のほうがその文化的な背景で、さまざまな雑用を期待されることが多く、精神的な負担が大きく、ADDが原因で鬱になったりするんですって。 ここでも女性が不利なんだ。 社会的に成功している女性の中でも、ADDであることを知られないように、陰で多大な努力をしている人がいるのだとか。 それじゃ燃え尽きちゃうよね。 そして実は普通よりも特殊な能力を持っているのに、ADDのためにその本来の実力が発揮できない人が多いんだって。 雑用のようなこまごましたことが出来ないことのためにエネルギーを費やすより、好きで得意なことを仕事にしたり、そしたにエネルギーを費やすことが一番良いとか。 そうだよねー。ADDに限らず、人間、ニガテなことを人並みにするためにエネルギーを注ぐより、好きなこと、得意なことを頑張ればよいのよ。 ADDだけど鬱症状がなくて、前向きにやるぞーって言う人のコーチしてみたいな。きっと、実は魅力的な人が多いに違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年02月23日 18時50分28秒
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