初めは、“へぇ~鹿児島県にも出来るんだぁ~”と宿泊先のホテルのテレビで見ていた県内ニュース。
“乳がんの治療に効果がもてます。保険適用外となるので、費用は約300万円。”と聞いたので、。
途中から見たニュースだったので、ネットで調べてみると・・・
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メディポリス医学研究財団(理事長・永田良一新日本科学社長)が指宿市の医療施設「メディポリス指宿」に2011年4月開業を目指している粒子線がん治療研究センターの研究設備に対し、鹿児島県が計24億円程度の財政支援を行う計画であることが6日分かった。内訳は補助金約5億円と無利子貸し付け約19億円。08年度は5億円弱を融資する方針で、当初予算案に計上する。
粒子線がん治療は、患部に原子核の粒子(同施設では陽子)を照射してがん細胞を切らずに治す高度先端医療。患部周辺の正常組織への影響が小さいほか、痛みや副作用が少ないとされる。健康保険は利かない。治療研究施設は現在、兵庫県など全国に6カ所あり、すべて独立行政法人か公立で運営。指宿市に開業すれば九州で初の施設となり、先行する6施設が治療対象としていない乳がんの臨床研究も行うという。
事業には国の補助も見込まれ、県は同額の最大24億円を財政支援する方針。財源として流動的ではあるものの県企業立地促進補助金約5億円、ふるさと融資や県単独貸し付けで計約19億円を予定している。高齢化が進む中での県民の医療水準やがん治療研究水準の向上、県外からの患者を想定した地域振興などを考慮して財政支援を決めたとみられる。
同財団によると、治療研究設備にかかる事業費は約90億円。国、県からの補助や融資のほか、地元金融機関などからも融資を受ける見通しという。指宿市も支援を検討中。
施設は延べ床面積約6000平方メートルで、治療予定者は開業初年度が250-350人、その後は650-1000人。このうち県民が半数、九州内から2-3割のほか海外からの患者も想定している。スタッフは医師を含め40人。治療期間は平均1カ月程度で費用は300万円弱。治療費が高額なことから、県民全体が利用しやすい制度づくりなどが今後の課題となりそうだ。
同財団は新日本科学、県医師会、鹿児島大学、指宿市などの関係者で構成されている。 (南日本新聞H・Pより)
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300万円弱って、高額で負担も大きいけれど、乳がん治療の進歩を感じて嬉しく思いました。