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やっぱりバンドは止められない!定年過ぎおやじの独り言

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2007年04月04日
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カテゴリ:映画関係
昨日、テレビを見ていたら、この春のめざめ
という映画が紹介されてました。
三鷹の森ジブリ美術館が、世界には多くの人が
まだ目にしていない良質なアニメーション作品が沢山あり、
高畑監督や宮崎監督が若き日に影響を受けた作品や
日本では知られていないが、世界で高い評価を受けている作品などを
積極的に紹介していくことにした企画の第1回配給の作品で、
ロシアのアレクサンドル・ペトロフ監督の作品。
ストーリーは思春期の少年が少女と大人の女性という二人の
関係を通して経験する初恋と大人の恋愛の物語。

何よりもまず驚くのは、一枚一枚がガラス板の上に描かれた
ルノワールの絵から抜け出て来たように美しい油絵であること。
映画では通常一秒間に24枚の絵が連続して表示されています。
この作品は27分なので、実に24×60×27=38,880枚の油絵が
描かれている事になります。
監督自らが描いて完成までに3年かかったそうです。
最近はアニメーションもCGが当たり前のようになり、
一度描いた絵を動かしたり、アングルを変えたり、ズームしたり
という作業はコンピューターがやってくれていて作業の
効率化が驚くほど進んでいますが、この映画は
本当に手作り、しかも一枚一枚が額に飾れる位の油絵なのです。
こういう手法もあるんだなと改めて思いました。
是非観に行きたいです。

春のめざめオフィシャルサイト


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最終更新日  2007年04月04日 22時30分13秒
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