一歩。

夏の果物に「桃」がある。
一個買うにしてもあまり安いものではない。しかし時期を逃すと食べられなくなるので奮発して買ってみた（生協で比較的安かったんだよね＾＾）

夕食時、子供達が食事を摂っている間に桃の皮を剥き食べやすい大きさにカット。
冷蔵庫で少々お休みしてもらう。
も終わり、全員がの前のソファーに集まったトコロで、冷えた桃の登場。大きな皿と大きなフォーク１本で三人で交互に食べる。
「あー、たろうおっきいの食べたー」
「もも食べりゅー」
「順番に食べたらいいじゃん」

なんて事のない一風景だと思う。
食べながら思い出した。それは昨年の事だ。
ちょうど昨年、このアパートに親子３人で引っ越して来た時同じようにして桃を食べた。
一つの皿にカットした桃。そして大きなフォークでつつきながら食べた。
「誰が一番多く食べた」とか「今食べた部分が甘かった」とか「また食べたい」とかそんな事を言っていた。
本当に些細な思い出である。
けど、引越し作業を終わらせ新しいスタートを切って早々の事だった。
「これから３人で力を合わせて頑張っていこう」「子供達を絶対に守ってあげなきゃ」と改めて誓った日でもあった。


今回も賑やかにあっという間に桃は完食となった。
結局私は一切れしか食べる事はできなかったけど、子供達の健やかな成長とこれからの３人の生活がずっとずっと続けばいいな・・・って思った夜でした。