一歩。

11月1日より9日まで、「第23回国民文化祭」が今年度茨城県で開催されている。
県内全域で色々な催し物があるが、基本的に詩吟や舞踏モノには全く興味のわかないワタシ。




その中でも人間の三大欲求の一つ、「食」をテーマにした展示等が行われるという事で行って参りました
でもなくが降りそうという訳でもない、とてもの厚い肌寒い一日でした。





まずはこの日限定の「あんこう鍋」
私は茨城に住み始めるまで「あんこう」という生き物がいる事も「鍋」もある事も知っていたが、初めて食べたのはほんの３年前です。
今では淡白な味と、コラーゲンたっぷりのちゅるちゅる感にクラクラさせられもうそれは魅惑の食べ物
もちろん1食￥１００というお手ごろプライスなので食べました～。



味噌仕立ての鍋です。中の黒い物体が「コラーゲンの塊」
きっと私のお肌はプリプリになったんじゃないかと・・・・



寒空の下で食べた「あんこう鍋」はとっても体が温まりました
ふっと顔を上げると通路の真ん中で何かを焼いてる！！
これは何だかわからんけど、見に行かなきゃ





牛ですね～。茨城の牛といえば「常陸牛」
写真右側が1本￥３００の串焼き。左側の塊がローストビーフでした。

この塊、2つで1本の足だという。しかも内腿のお肉だそうだ。
写真を撮るのにおじちゃんに協力してもらい、二つの塊を合体させて頂きました
内腿は霜降りになる事は少なく、また松坂牛だけじゃなく最近の牛さんはお肉を柔らかくする為にビールを飲ませるのが一般的になってきたそうだ。
焼いているおじちゃん曰く
「この腿は霜降りでいい肉なんだぞ～。内腿が霜降りになんのは少ねーがらなぁ」
おじちゃんは色々お話してくれました。

「見ろ、俺のハラもビールでいい霜降りだっぺ？」
といいぽーんとオナカを叩く。
「おめー、それはビールっ腹つーんだべ」
スグ突っ込む人もいる。
・・・・・堂々と茨城弁を使いこなすおじちゃんの楽しい会話が聞けました


ブースを回っていると、何だか見慣れないものを発見。

ん？ご当地ラーメン？？
そんなんひたちなかにあったっけ？？

水戸には「水戸藩らーめん」というご当地らーめんが存在する。
クコの実や松の実がのっている薬膳ちっくなラーメンだ。


三食入って￥１０５０
お土産ラーメンの大体の相場だ。ちょうど最後の一個で、お財布に５０円が無かった事から￥１０００にまけてくれました～



さて気になるこのご当地ラーメン
パッケージはこんなんでした。

【海と大地のよかっぺ塩らーめん】
・・・・・なんとなくネーミングだけで「茨城」って気がします。


箱の側面にはこのような商品説明が・・・・


【「海と大地のよかっぺ塩らーめん」が生まれた茨城県ひたちなか市は関東北部に位置し、穏やかな気候で過ごしやすく、新鮮な海産物や豊富な農作物が採れる大変恵まれた地域です。
そのような環境の中で生まれたこの「海と大地のよかっぺらーめん」には、麺に太平洋で採れた「ワカメ」と関東平野で育った「紅あずま（さつま芋）」を使用した二色二層麺。スープは、太平洋ひたちなか沖の海水から抽出したミネラルたっぷりの「藻塩」でこだわりの塩味に仕上げました。さらに、磯の香りたっぷりの「ふのり」をトッピングした今までに無い全く新しいらーめんです。
是非ひたちなかの海と大地の恵みを、ご賞味くださいませ】



ワカメとイモ。そして塩スープ。
・・・・一体どんな味なんだ？？？
すっごい気になるー


そしてらーめんの作り方も丁寧に解説付き。
ここで皆様にもらーめんの作り方を一緒に見て頂こうと思う。


字見えます？？


さて、赤字で示されていたのが茨城の方言だそうですがいかがでしたか？？
大体のニュアンスは伝わったとは思いますが、これを実際に口に出して読んでみると県外の方は「茨城っぽく」を出そうとするあまり全く違う感じになってしまうのです・・・。
タモさんがたまにやる「茨城弁」はぶっちゃけチョット違います。
生粋の茨城人しか微妙なニュアンスが伝えられないのが残念なところです。
・・・と偉そうに言う私ですが、正直私も茨城弁はうまく言えません。
ご年配の方と話すと半分はわからない言葉で攻撃されています・・・。



この赤字の茨城弁。標準語に直すと

ま、なんとなく判っていたとは思いますが・・・・。

ちなみに最近は「方言」というのはあまり聞かれません。
でも話し方の特徴なのが「語尾上がり」。
それは老若男女茨城で育ってきた方なら自然と身についているもので、それだけはなかなか気をつけていても直らないそうだ。
ちなみに茨城で産まれて育っているにょきちもしっかり「語尾上がり」
残念ながら私は「語尾あがり」ではない・・・。

同じ県内でも県西・県南と若干違うそうなので聞いてみたい気もしなくはないですが・・・。



方言の話が長くなりました・・・・


さて、このラーメン。お味がとっても気になるところですが、まだ食しておりませんので写真にもあった作り方でしっかり作り、その際はまたご報告致しますね


ラーメンの発売元です。
なんか可愛い