一歩。

毎月第一日曜日は元ダンナがやってくるのは何度も日記に書いております。
それが毎回の事ながら憂鬱で仕方ない。

何度まで来て欲しくないと言った事か。
毎回「また来るの？」と言っても懲りないというか動じない。


ここ最近たろう嬢の中には「おとん」という存在が出没してきた。
「ママ」と対になる「パパ」という言葉はわかっている。
「お母さん」と対になる「お父さん」もわかっている。
ただ「おかん」と対になる「おとん」という言葉はまだ理解していないようだ

にょきちが元ダンナを「おとん」と呼ぶ。だから同じように元ダンナを「おとん」と呼んでいる。それは仕方ない。
今更にょきちにも「おじさん」とも呼ばせられないだろう・・・



できる事ならたろう嬢には元ダンナに懐いて欲しくない。
それは私の我侭なんだろうか
元々父親がいない家庭で育つのと、急に父親がいなくなる家庭とではどちらが子供が不憫なのかと思う。

私の勝手な言い分ではあるが、後者の方が子供にとっては「どうして？」と思うに違いない。
私自身、父親の存在は知っていたものの、一緒に暮らしていた記憶がほとんどなかった。
「父親」がいない家庭で育って、確かに「いたらいいのかも」と思う事はあっても、それが不憫であるとか自分は可哀相な子供なんだと思う事はなかった。


にょきちは口にこそ出さないが父親を恋しがっているのがわかる。
机の側のコルクボードに貼られた父親との写真。
裏返しているのはどんな理由なのだろうか。

反対に子供と３人で散歩をしていると、３人の生活が当たり前の日常になっている事を嬉しく思う私がいる。



この週末、元ダンナがやってくる。
天気もあまりよくないようだ。という事は出掛けるとしても室内系になるだろう。
このインフルエンザや風邪が流行っている状況で、あまり人ごみの中に子供を連れて行って欲しくない。
でもに居られるのはもっと嫌だ


今年の夏に離婚して丸２年経つ。
正式に離婚したのは夏だったが、それまでの数年間は家庭内別居状態であった。
そしてその家庭内別居の中で義親との争いが絶えなかった。

未だに夢に出てくる。
そしてふとした時に、義親との争いと元ダンナとの疎遠な日々。孤独感に押しつぶされそうになった恐怖感が襲ってくる。

こうした恐怖感と不安感は月初めの週末に強くなる。
２年目を区切りとして完全に手をひいてもらおうと思う。
このままじゃ、せっかく良くなりつつあるうつ病も平行線のままだ。

それをいつ言ったらいいのか・・・・。
勇気を出して「ごめんなさい」が言えたたろう嬢だったが、私にはこれを言える勇気があるだろうか