一歩。

本日は節分でした。
暦の上では明日から「春」です
今朝を出る時、にょきちが
「ねーおかん。のり巻きは”ねぎとろ・わさび抜き”にしてね～
ちゃんと洗濯物も畳んで片付けておくから～」

・・・はいはい。



豆は先週のうちに購入済み。もちろん鬼のお面も一袋につき１枚ですが、間違って２枚もらってきちゃいました



今日は火曜日。
そう、ジャスコの火曜市でございます。
昼休みになってすぐにを出してジャスコへ。
今週末の飲み会の食材と今夜の恵方巻きを目的に出発です

火曜市は私の主婦ゴコロをくすぐります。
必要最低限のものだけをカゴに入れて終わりにすれば早いのに、
「あ、これ安い。コレもいいかも」
買いはしないものの見てるだけで楽しい
しかもいつも買い物に付属している邪魔な子供もいない


ついつい昼休みの貴重な時間をジャスコに費やしてしまいました
会社に戻ったのは始業開始の約２分前。
「間に合わないかも～～」
とちょっと焦りました




お惣菜コーナーには昼頃というのにかなりの人だかり。
皆様、本日の夕食の分なのか、恵方巻きを吟味しておりました。
恵方巻きは七福神に因んで７種類の具が入っているものを指すそうです。
なのでにょきちの求める”ねぎとろ・さび抜き”は恵方巻きグループには属さないらしい。
そしてにょきちが食べきれないとよんで太巻きではなく中サイズを選択。
たろうにもケンカをしないように同じ物をチョイス。





帰宅後、にょきちが閉めてくれた雨戸を一時開放。
全員で鬼のお面をかぶり、豆まきスタート
（たろうは保育園で作った自作の鬼のお面をかぶらせました）
この際、誰が鬼でも構わない。

「鬼は外～。福は内～」
ただでさえ、声の大きいにょきちは超張り切って大声を出しております。
それに負けないように、たろうの掛け声も響きます
パラパラと豆をまいて終了。

「年の数だけ豆を食べるよ～」
と張り切っていたにょきち。
実はこの炒り大豆ってあまり得意じゃない私。
とりあえず２粒だけは食べました。
するとにょきちから
「おかんいくつ食べた～？？」
「・・・・・・えーと２粒だよ。だからあと２６粒食べれるかなっ」

一瞬にょきちの中で、時間がとまったらしい。
計算していたらしい・・・・。

「違うよー。あと３０個だよ」
「そーお？にょきち足し算できるのー？間違ってないー？」
そんな会話をしながら落ちた豆を食べ続ける我が家族



２粒の予定のたろう嬢は、リスかネズミかのように、ぽいぽい口に放り入れてはぽりぽりと食べておりました。


同じアパートの半分以上の世帯に小さい子供はいるが、豆まきしたのはウチだけだったみたい
ベランダに落ちた豆は、トリ（カラスかスズメでしょうね・・・）の食料となるように地面にまきました



夕食は、貴重な昼休みを使って買出しに行った恵方巻きであります。
そしてこれもまたインスタントのお吸い物。
まさしく本日は手を加える事のない、超手抜きな夕食でございます

恵方巻きではない、中巻きの”ねぎとろ・さび抜き”を手にしたにょきちはご満悦な笑顔。
早速もくもくと東北東（だと思われる方向）を向いて、一心不乱に食べておりました。
「願い事を思いながら、無言で食べる」
まさしくそれを実施するにょきち。

しかもその食べ方が尋常じゃない

ねぎとろ巻きを敵か何かと勘違いしているような食べっぷり。
いつになく真剣な顔つきで海苔巻きに挑んでおりました
しかも私とたろう嬢を見ると話しかけたくなるし、笑いたくなるという事で絶対視線を合わせない様にする徹底ぶり。




海苔巻きを制覇したにょきちは、
「これでお願いごと叶うよ」

・・・・ごめんねにょきち。
それ恵方巻きじゃないし、太巻きでもないし、ねぎとろ・さび抜きよ？
願いが叶うとは到底思えないし

「どうせにょきちのお願い事っていえば、”お金持ちになりたい”とかでしょ？」



「すごーい。なんでわかったの～？？？
でもね、ただのお金持ちじゃないんだよ～”大金持ちになりたい”
ってお願いしたの～」
・・・・そうでしたか




こうして我が家の節分は、豆まきと海苔巻きを食べたと言う事で終了です