テーマ:今日はこんな日(966)
カテゴリ:自分のコト
「ハラをくくるか」と言ってくれた彼からの突然のメールによって事態は急変しました。
この不況のせいで、今までは一週間おきに日勤と夜勤を繰り返していたが、「深夜手当て」の削減の為、仕事の状況により変則の日勤になるという。 今までの勤務体制は8時から17時。20時から翌5時までが基本。 ところが月曜日から8時から17時。12時から21時までの勤務体制になるそうだ。 「給料がかなり少なくなる」というので、凡その金額を聞いてみた。すると15万もらえればいい方ではないかという。 その勤務体制もいつまでなのかわからないそうだ。 一瞬にして私は「子供は無理。産めない」と思った。 今でさえ各補助を受けて15万では生活していけない。 入籍をすれば扶養手当や医療補助、または学校での諸経費の補助は当然受けられなくなる。 それが15万しか収入がないとすれば親子5人どうやって生活していけばいいのか。 市営住宅という手はあるが、残念ながらそれも順番待ちでいつ入居できるのか定かではない。 その上まだ私にはこのまま仕事を辞めていいのか悩んでいる部分がある。 今の会社は私がシングルという事もあり、本当に色々と気遣いをしてもらっている。 だからこそ頑張って働こうと思っている。 私に出来る最大の会社へのお返しがそれだと思う。 1年が過ぎ、少しずつ仕事内容も理解してきた。新しい仕事も増えた。 数年経てば正社員の道が開けるかもしれないのに、ここで 「子供が出来ました。結婚しますから仕事は辞めます」 そう簡単に言えるのだろうか。 出来る事なら、産休・育休を経てまた戻ってきたい。 だが、私の代わりなんていくらでもいる。 もし私が会社の経営者・責任者だったらそんな人は切り捨てて新しい人にどんどん仕事を覚えてもらった方がいいと思う。 派遣会社に連絡を取りさえすれば、私よりもっと融通のきく人が見つかるだろう。 私が仕事を辞めてしまえば「日中に子供を見る人がいる」という事でたろう嬢も保育園を辞めなければいけない。 買わなければならない体操服もほんの少し腕を通しただけで、この先使われる事がなくなるかもしれない。 出産の前後2ヶ月(計4ヶ月)は市の規定により保育園にて子供を預かってもらえるのだが、結婚すれば彼の収入から保育料が再計算される。 という事は今の1万3千円よりも倍以上の3万円以上の保育料を納めなければならない。 15万円の手取りで、家賃や光熱費等の固定費を払いそして保育園や学校等に納める。 そしてその残りは一体いくらになるのか。 というよりは残るのだろうか・・・・。 仕事は選ばなければまだとりあえずはある。 しかし落ち着いて次に働こうとする時に新たにまた保育園を探さなければいけない。 今度はシングルでもないので待機しなければならないだろう。 そうなるといつ仕事を始める事が出来るのか、さっぱり検討がつかない。 このメールがきっかけで、私は子供を中絶しようと思った。 それならば結婚しなくてもいい。彼の両親がどんな人でも怖くない。 そして仕事も辞めなくてもいい。このまま保育園に通わせる事もできる。 確かに経済的には厳しいが、それは今までと同じ事だ。 せっかく宿った命と彼の有り難い言葉だったが、基盤がきちんとされていなければ簡単に崩れてしまう。新たに子供が産まれる事で、今の二人の子供達に不憫な思いをさせるのも嫌だ。 それに彼の言葉によって、私はその時だけの相手ではなかったんだとものすごく安心した。 それだけでも十分な事だと思う。 私がちょっと我慢すれば問題は解決するかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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