一歩。

たろう嬢は毎朝、見事な駄々を披露してくれる。
７時半も回り、そろそろを出ないと時間が厳しくなる。
理由は
でテレビ見たり、大好きなアンパンマンのを見たり、公園へ行ったり、果ては自由に遊んでいられるから。
まさに単純な理由です。


でもそうはいきません。
にょきちは学校。彼は夜勤で午後から出社。私も仕事。
そんな我侭は通用いたしません
なんとかなだめて連れて行くものの、本日はとうとう私もキレました。

たろう嬢を小脇に抱え、たろう嬢の靴と通園を持つ。それだけじゃなく自分のも持たなければならない。
こうして２Ｆから１Ｆに降り、に乗り込むまで素晴らしい大音響で
「ほいくえん、いかない」
「おうち、かえる」
単語で反抗。

に乗っても
「ほいくえん、いや」
「おうち、かえる」



もう朝からぐったりな私です。
言ってわかる年でもない。だからと言って本人が納得するまで言い聞かせていたら時間は押し迫るばかり。
そんなたろう嬢ではありますが、夕方お迎えに行くとものすごい笑顔で走り寄ってきます。
「ほいくえん、たのしいよ～～～」


だったらもう少し気分良く登園しようねぇ