カテゴリ:つぶやき
ぐだぐだにお疲れモードな昨日、帰宅してから夕食はドライカレーを作りました。
本当ならばにんじん、たまねぎその他モロモロの野菜を細かく刻んで作りたいんですが、子供達は待っていられない。 なので、ひき肉オンリーでのドライカレーです。 私は宮城の小さい田舎町に育ち、あり、山あり、田んぼあり、畑あり・・・。 高層ビルなんてまず見たことのない、本当に自然が豊かな町で育ちました。 「田舎ってやっぱりいいわね~」とテレビで都会人がため息交じりで言っちゃうような町でした。 しかし、中学、高校に進学すると田舎町で育った私は都会に憧れを持つようになりました。 杜の都・仙台に行きたくて仕方なかった。 育った町とは全く逆の場所。 一番身近な都会。それが仙台でした。 大きな駅、大きな看板。そして高いが立ち並び、信じられない位の多くの人。 可愛らしい商品が並ぶお店。 老舗の雰囲気を醸し出すお店。 足を踏み入れてはいけないと直感的に思われる場所。 に乗るにしてもどれに乗っていいのかわからない。 も本数が多く、一時間に一回停まればいいというわが町とは全然違う。 そして地下鉄も走っている。 新幹線だって停まっちゃう。 初めて仙台に行った時、それはそれは本当に衝撃的でした。 我がにはがなかった。 というより親が免許すら持っていないので、なんてありゃしない。 その上、私は母子家庭で育った。 毎日毎日パートで働く親の姿をみていた。 休日は疲れのせいで一日寝ている姿しか思い出せない。 家族で休日にどこかへ行くというのはほとんどなかった。 そうしている内に高校へ進学し、バイトを始めてからというもの「自分で稼いだお金で好きな事ができる」という喜びを知った。 学費や修学旅行費を自分で稼ぐ為に、そして遊びたいという欲求の元、長期の休みはもちろん、朝の新聞配達から、放課後もバイトに明け暮れた。 それで手に入れた報酬で片道2時間かけてで都会へ繰り出した。 前置きが長くなったが、それまで私は 「ドライカレー」 という食べ物はカレー味のチャーハンの事だと思っていた。 もちろん「ドライカレー」で検索するとカレー味のチャーハンにいきつく。 ところがたまたま入った某ファミレスでのメニューの中にどうやら私のしっているのとは全く違う形の「ドライカレー」というものを見つけた。 ゴハンの上にカレー色のひき肉らしいものが乗っている。 その上にはどうやらみじん切りにしたゆで卵。 そして角切りになったトマト。 トッピングとして、なにやら茶色いものが乗っている。 なんと!!!! 本物のドライカレーとはこういうものだったのか!!!! 私が家で食べていたドライカレーは、本当のドライカレーではなく偽者だったのか!!! 親は私に偽者を食べさせて「これがドライカレー」とインプットさせていたのか!!! もう騙されないぞ。 もちろん今まで知らなかったドライカレーを頼みました。 カレー風味のひき肉とひんやりしたしゃきしゃきのトマト。 そしてマイルドなゆでたまご。 三位一体となってそれは一気に私の中ではじけた。 仙台駅ビルの地下レストラン街のお店でした。 お小遣いが溜まって仙台へ行っては、決まってランチはそこのドライカレーでした。 しかし、ある時そのドライカレーがメニューから外されていました。 その上、しばらくするとお店自体もなくなっていました・・・・。 衝撃的だったドライカレー。 これを知ってからというもの、 カレー風味のひき肉をゴハンの上に乗せたものが「ドライカレー」 カレー風味に味付けした炒めたご飯を「カレーチャーハン」 自分の中で区分けしています。 作るのは本当に年に1回か2回ですが、たまにむしょうに食べたくなります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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