一歩。

土曜日の予定が既にキャパ超えしているので、本日は有休をとって病院２件のハシゴです。
朝イチから心療内科。
そして終わった足で産婦人科です。

気付けばハラコは３２週に入りました。もう９ヶ月です。
いよいよご対面まであと1ヶ月位
ハラコの重さも１７００グラムと３２週らしい大きさ。
親がどんな生活していても元気に育ってくれてるって嬉しいものです


さて、ここ最近ふっと考えていました。
３人目のハラコの出産後について。
子供はもう産まなくてもいいかなぁ。と。
確かに子宝という言葉が示すように欲しくても恵まれない人もいるので、大きな声では言えませんけど・・・

今回の出産により女の子と男の子が揃う（？）訳だし、理想的に子供は３人欲しかったのも事実。


この先はというと、経済的な部分や体力的な部分。
色々な事を含めてこれ以上の妊娠を望まない方法をうっすらとではありますが考えていました。
子供を授かるのは正直に嬉しい。
子育てって楽じゃない。
心配したりイライラしたり。
子供を持つ楽しさって多分子供を持っている人しかわからない部分があると思う。
だけどこの先「４人目が出来てしまいました」となると手放しで喜んでもいられない。
ハラコは避妊していたのにも関わらず命が授かった。
１００％じゃない。


今日の産婦人科の診察順は見事に最後だった。
待合室には一人、また一人と誰もいなくなり、医師も普段と違ってゆっくりと説明をしてくれた。
「これはチャンス！」
とばかりに、産後の事について聞いてみた。
「一ヶ月検診の時にこれから先の避妊の事で相談しようと思っていたんですが・・・」
そう切り出してみた。
すると開口一番
「一般的にリングと呼ばれるＩＵＤはお勧めしませんね」


通常分娩であれば勧めたが、今回の帝王切開で子宮により大きな負担がかかってしまい、何年経ったとしてもその部分は弱くなる。
そこにＩＵＤ等の器具を挿入して傷が付いたり、炎症が起こってしまってはいけない。
ピルはきちんと飲めば成功率が高い。
だが私の体質に合わないかもしれない。
それに妊娠可能なこれから何年も先の毎月の薬代を考えると高くつく。
そうなると避妊手術がいいのでは？という。
避妊手術の場合は、出産時に卵管を閉じてしまうので手術としては一度で済む。

手術したからと言っても毎月生理は普通に来る。
そして更年期も年齢と共にやってくる。
これから避妊を考えなくてもいいというメリットがある。
だけど再度妊娠を希望しても、元に戻る可能性は無いと思ってください。


４人目の子供が授かった場合私が望めば医師としては最善を尽くすが、母体の安全を考えてなるべく避けて欲しい。
母体だけじゃなく、妊娠中にも影響があるかもしれない。
かなりのリスクを背負って出産に挑むという形になるかもしれない。
もしかすると、予定日よりもかなり前から管理入院→出産という形を取るかもしれない。
妊娠と出産に関してのトラブルは未然に防げる場合とそうでない場合がある。
そのリスクが大きくなるのは頭に入れていてくださいね。



避妊を考えていたし、４人目は現実的に難しいとも思っていた。
だけど避妊手術というのは考えていなかった。
定期的に診察にいかなければいけないが、器具を装着していれば避妊効果があり、外せばまた妊娠できる状況になる。
私はＩＵＤを・・・と思っていたのだ。
だけど医師の見解からして、私にとって子供を望まないのであれば避妊手術がいいのでは？という。
出産日の前日までにご主人とゆっくり話し合って決めてください。と。
一時の気分でこれから先の事を決めないで下さい。と。




夜に彼にこの件について話をする。
子供が出来るのは嬉しいけど、経済的にも確かに厳しくなるし母体にそこまで負担をかけるのはちょっと・・・。
それにもし堕ろすとなった場合、私の精神的な面の負担も相当大きくなるだろうという。
やじゃないんだから、簡単に堕ろすと決断するのも・・・と。
そうなるとこの避妊手術は有効かもしれない。

避妊手術をした事により、今後生理がなくなったり、更年期が早くなったりという事はないという。今まで通り。普段の生活。
だけど
今後

「子供を望まない」

のと

「子供を望めない」

ではなんとなく私の気分が違ってくる。
私の考えがまだまだ甘いのだろうか


嬉しい事にその微妙な気持ちを彼は理解してくれた。


１０月の出産時に避妊手術をする事で二人の間で話がまとまった。
まとまったはずなのに、切ない気分になったのも正直な気持ちです