テーマ:結婚(622)
カテゴリ:つぶやき
生まれてくるハラコは間違いなく男の子。
今となっては元気に生まれて来ることを望むばかりです。 が、やっぱり今の気持ちを残しておこうと思います。つぶやきとして・・・。 私が女の子を欲しかった理由は「男の子じゃなければいい」という単純明快な一言です。 なぜ男の子が嫌だったかというと・・・・。 前のダンナも今のダンナも長男だから。 「長男だからこうしなければいけない」 そういう江戸時代に始まった家制度的な発想がまだまだ根付いているから。 長男であるが故に、親から一心の愛情を注がれ、期待され、そして「長男とはこうあるもの」という意識を自然に身に着ける事となる。 長男だから、墓を守り、いづれは老いていく親の面倒をみなければいけない。 何より家系を絶やしてはいけない。 私の家系にも兄がいる。 しかし私は親を見るつもりでもいた(・・・・今の土地を離れたくないと拒否られましたが) シングルとなって家計は厳しいが、親は見れるほうが見ればいいという私の考え方。 長男だから親を宜しく。というのは私の中ではない。 前の義親には何度も言われた。 男の子が産めない嫁。 二人目も女の子なんだから、もう男の子は期待できない。間違って三人目が出来て、それが女の子だったら余計にお金がかかるから二度と妊娠しないように縛る手術をしろと。 二人目懐妊がわかってすぐの事だった。 そして離婚して偶然にも三人目が出来た。 「長男なのに」「順番が違う」「お墓と仏壇はどうするのか」「どうしてそんな相手と?」 申し訳ないと思う程彼は責められた。 ・・・・長男、長男ってそんなに御家が大事ですか? そんなにお墓が大事ですか? お墓と仏壇なら男じゃなくても十分に管理できますが? 男じゃないといけない決まりでもあるんですか? 私も経験した不妊の期間。 どちらに原因があるにしろ、基本的に責められるのは女のほうだ。 種に原因があったとしても、男の親というのは(特に母親は・・・)自分の息子の非は認めたくない。 だからこそ畑である嫁を攻撃する。 今回授かった命は女の子がよかった。女の子であることを望んだ。 責められるのは私だけで十分。 「長男がいれば安心だわ」「男の子が居れば家を継ぐ事ができる」 でもそれが子供にとって負担になったら? 男の子であり、長男であった場合その期待は大きい。 「こうしなければいけない。こうでなければいけない」 そう言った束縛をされるのが目に見えている。 子供の幸せを願うのが親であれば、その期待はおかしいのではないかと思う。 育てた恩を裏切らずに家を守れ。 そして親を看よ。 確かに一般的には子供を一人前になるまで育て、老後は子供と孫と楽しく暮らしていければという希望はあるかもしれない。 だけどそれを強制してはいけないと思う。 自分が望んだとしても、子供や嫁や孫達がそう望んでいるとは限らないから。 その点私はそう言った事に関して子供に期待はしていない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[つぶやき] カテゴリの最新記事
|
|