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2008年03月09日
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映画が見たくて見たくて2作品を見てきました。
まず、ある意味話題のラスト・コーション
これはあの「ブロークバックマウンテン」のアン・リー監督作品であるという事で、話題性(激しい性描写あり)にめげずに見ました。

平日の昼間にも拘らず、(レディースディではなかったためか)男性客特にご年配が多くて私の両隣も男性で、大いに居心地が悪い中観賞。きっとポルノ映画館ってこんな感じかな?と言う状態でした。

日本占領下の上海。純真無垢な女子学生ワン・チアチーが抗日戦争に巻き込まれ、やがて女スパイとなって暗殺の相手特殊期間のイーに近づいていく。暗殺のため・・がだんだんと心が通い合っていき。
と言う内容で、主人公のワンを演じるタン・ウェイさんがきれいだった。この役は彼女だからありえたんだなぁと思った。
時代が戦争じゃなかったら、ワンは普通に大学に通い普通に暮らしていけるはずだったのに。ちょっとしたボタンのかけ違いで人生が狂ってしまう。そしてやはり戦争は人間の感覚、意識を狂わせてしまうものだと思いました。

そして私はじめて「ぼかしの入った映画」を見たのですが(苦笑)ドキドキしますね。


次に見たのはいつか眠りにつく前に
これは先だって見た「ラスト・コーションとはまったく別のジャンルの作品です。内容から女性客、特にご年配の女性観客が多かったです。

人生の最期を迎えようとする老女アンが過去の(若い時代の)恋愛の記憶を回想して、現在と過去を見るストーリー。
ちょっと乙女チックかな?
人生老いて死の床にあるとき、自分の過去の過ちや一番輝いていた時を思い出すのでしょうか。
あの時こうしていれば・・・
あの時こっちの道を歩んでいれば・・・
人は時々自分を振り返ることがありますが、人生に過ちなんてないんだからと老女アンが悩む娘に言った言葉がとても心にしみました。

若い頃アンが恋する相手役がパトリック・ウイルソン
彼はオペラ座の怪人でラウル役を演じた人。彼は女優を引き立たせる演技をする人だなぁって思います(いい意味で)

女性の両極端(?)な生き方の映画を見たような気がします。





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最終更新日  2008年03月09日 15時10分54秒
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