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カテゴリ:宝塚
昨日宙組初日公演黎明の風・Passionを観劇してきました。
戦後日本の復興のために陰ながら尽力を尽くした白州次郎さんのお話。 いかにも石田先生の脚本で、チラチラッと笑いあり、チクッとクギをさしたり、涙を誘う場面あり。 評判が低い作品のようではありますが、私は気に入ってます!! 白州次郎さんのこと、奥様の正子さんのことは本を読んで(林真理子さんの白蓮れんれん)で少しはかじっていたので違和感なくこの作品を見ることが出来ました。 ほとんど表舞台に立たない白州次郎さんですがほんとうに「ジェントルマン」で日本のために力を注いだのですね。 初見ですが、なにげに「ツボ」もあり涙が・・・・ 轟さんの相も変らぬ立ち姿の美しさ、足の運び、指の角度、どれを取ってもカッコいい。 そして蘭寿とむさんも落ち着いた演技に磨きがかかったように思います。 また、トップスター大和さんに対してはいつも低い評価をしている私ですが(苦笑)、今回の演技は良かった。初めて褒めます。 歌のシーンは最後に一回だけで(石田先生よく解ってらっしゃる)ホントにガクッときますが、演技のほうは受け止める轟さんの懐の深さなのでしょうか、マッカーサーを良く演じていたと思います。 グランドレヴューPassion(愛の旅) 酒井先生の作品で大変期待していました。 そしてもちろん期待通り!! 構成も、衣装も、照明も、舞台セットも満足、満足、 落ち着いたショーを轟さんに。 若さと勢いを大和さんへと言う感じでしょうか? 仕官学校生たちが歌い踊る場面が「宙組らしい」かんじでした。 中近東の場面の轟さんが素敵なこと(ホッ) そしてそしてとむちゃんの「大階段」もあります。 紫の衣装で大階段で踊り「ハッ」とか「ホッ」などの掛け声で踊りをビシッと決めてくれて、イヤァ格好良いです。 も一つの目玉はフィナーレの轟さんと大和さんのデュエット。 妖しいです。ゾクゾクします。美しいです。 ゆっくりとした曲調にあわせ一つ一つの動作に思いが込められています。 心臓バクバクです(かなり怪しく興奮) さて、今回は轟悠さん、蘭寿とむさんのお二人が同じ舞台に立つのでかなりの期待をしていましたがもう期待以上。 オペラグラスを持って私はどっちを見て良いのやら、激しく頭をあっち、こっちに振り、うれしい観劇となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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