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カテゴリ:映画・TV DVD
西の魔女が死んだ観賞しました。
登校拒否になった中学生のまいちゃんと、その母親、そして西の魔女ことおばあちゃん、それどれの気持ちがよくよく理解できました。 おばあちゃんに関してはこういうおばあちゃんになりたいなぁという願望ですが。 映画の予告を見て「絶対見るぞ」とひさしぶりに思った作品でに堪能し、ハンカチが手放せませんでした。 中学生のまいちゃんは学校の友達関係で、自分に無理をすることが出来なくて登校拒否になってしまう。 そんなまいちゃんを母親は実母のところに預ける事にする。 その時、母親と父親の電話での会話で、母親はまいちゃんを「昔から扱いにくい子」と言ってしまう。 ダメだよそんな言葉を言っちゃ・・・もちろんまいちゃんは傷つくわけだが。 しかし、私だって子供を育てている時は(今でもですが)色々言ってたと思う。 映画は客観的に見るからその言葉はNG・・・と思えるんだけれどね。 そんなまいちゃんを英国人のおばあちゃんは無償の愛で包んで迎え入れてくれる。 心の精神的な安堵を味わうんです。 おばあちゃんの先祖は「魔女です」と聞かされたまいちゃん。 自分も魔女になりたいと志願する。 するとおばあちゃんは まず「規則正しい生活をする」 「自分で決める」 他にもあったと思うけれど?? コレって生きて行く上で大切な事ですよね。 野いちご畑から摘んだイチゴを大鍋で砂糖を入れて煮詰めて作る。 大きなたらいにシーツをいれ足で踏んで洗濯。 そのシーツは広げてラベンダー畑の上で乾かす。 ラベンダーとお日様の匂いに満ち溢れたシーツで寝られたら幸せだろうなぁ。 おばあちゃんは当たり前のことを、日常のことを、一つ一つ優しく決して強要せずにまいちゃんに教えます。 そして何事にもまいちゃんをほめ、暖かく包みます。 「I Know」←コレがあばあちゃんの口癖で、まいちゃんはこの言葉を聞くと安心するんです。 あまり書くとネタバレバレになるのでここまでとして。 最後におばあちゃんは亡くなるのですが、まいちゃんとの約束を果たします。 その約束は・・・泣けます。 何かがあった時、誰かに受け止めてもらうと安らぎます。 いつも好き、いつまでも愛していると包んでもらえると自信に繋がります。 しっかりと自分自身を受け止めてもらったまいちゃんはこれから逞しく生きていけるでしょう(映画ですが) 私もこういう人になりたいとか、まだまだ遅くないかもしれないから、我が子にかける言葉や態度を改めようと思った映画でした。 出来ればもう一度見たい映画です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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