今日もgood-day

今日千秋楽を迎えた月組「ＭＥ　ＡＮＤ　ＭＹ　ＧＩＲＬ」を先日観劇しました。

ミーマイを宝塚で見るのは初めてで評判のよい作品なので期待していきました。

ハッピーエンドで終り始終客席から笑いが耐えない舞台でした。
私は初見でしたが、周りはもう笑いのツボを知っているかのような感じでした。

１９３７年にロンドンで初演されたというこの演目。
やはりどことなく古さを感じましたが、所々に映画のワンシーンを見ているようなそんな感じのする舞台でした。
そして歌もセリフや演出も「しっかり宝塚っぽくない」と思いました。

特にビルがサリーを探す場面
サリーがいる家の前で歌い踊るシーンがとってもステキでした。

残念だったのはビルの台詞回しがとても早口だった事。
轟さんに匹敵するくらいかも？ちょっとついていけなかったです。

ジェラルド役の遼河 はるひさんは歌は上手いのだけれど、お芝居の方はもったいなかったなぁ。

ジャッキー役は城咲さん。
歌もお芝居も上手いのだが、まとめすぎていて面白みがないというか。

サリーはトップのかなみちゃん
この公演で退団されます。
はじめあのような下町言葉がかなみちゃんの口から出てきたので大変ビックリしました。
だけどしっかり教育されて見違えるようになってビルの前に姿を現したその姿は本当におきれいでした。うっとりしました。

サリーに言葉遣いや行儀を教える人はなんとヒギンズ先生。
このセリフがでた時は、「マイフェアレディ」を思い出しました。

ミュージカルなので歌も重要な要素ですが、ステキな曲ばかり。
宝塚ファンから再演の声があがるのも当然だなぁと思います。

私は何となく「宝塚の舞台を観た」と言う感があまりなく、ミュージカルやミュージカル映画を観たとの思いで劇場を後にしました