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カテゴリ:映画・TV DVD
ジェリーファンの間では怖いもの見たさ?で噂だった昨日の映画の吹き替え版を観ました。
セリフも歌もぜ~んぶ「劇団四季」の役者さんによる吹き替えヴァージョン。 予想はしていたが・・・ 主な役者の第一声を聞いたとたん思ったことは これは劇団四季のオペラ座の怪人だってこと 映画じゃなくって舞台版オペラ座の怪人に見えた ジョエル・シュマッカー監督の映画ではない。浅利慶太氏による劇団四季のオペラ座だってこと。 映像は私の愛する映画「オペラ座の怪人」だけれど、セリフも歌も日本語のこれは完全に四季版だな。 それほど・・・違和感だらけ まず、クリスティーヌの声が全く合っていない。 歌は上手いのだけれど、沼尾みゆきさんの声ってちょっと独特で私には無理。 カルロッタだって、こんなおばさんの声じゃない!! ラウルの佐野正幸の声はまぁまぁいいけど・・・もっとキリリッとしたところが欲しい そして、我らがファントムの声は高井治さん。 もう、なんていっていいのか 歌がお上手なのは解る。 しかぁし、それだけで、感情が声から見えてこない。 ジェリーはさ、歌からも強さ、弱さ、喜び、憎しみ、あらゆる感情が見えたのよ。 舞台じゃないんだからさぁ・・・ 誰だよこんな企画を考えたのって怒りに似た気持ち。 オリジナルをそのまま放送してくれたらよかったのに。 日本語訳は大不評の戸田奈津子さんヴァージョンではないのはよかったが(解りやすい)、セリフはまだいいとして、歌詞の部分。 歌詞の意味を伝えるに関してはいいのだが、その日本語を歌に載せた場合、あわねー 無理やり感がむぐえない。 一通りの声を聞いてから私は吹き替えを止め、オリジナル音声で聴きました。 それでもショックは大きかった。 2時間半と拡大しているけれど所々端折っているし。 観なければよかったとは思わないが、ミュージカル映画の吹き替えの難しさを味わった。 普通に上手な声優さんによる(ここが大事!名の知れたタレントさんじゃダメ)吹き替えで、歌はあくまでもオリジナル それがいいのだと思いますが。 金曜ロードショー特別版 オペラ座の怪人 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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