今日もgood-day

今日は友人と六本木のＴＯＨＯシネマで『山猫・イタリア版完全復元版』を鑑賞してきました。

１９６３年の映画なのにシネマでも大きなスクリーンで、大勢の観客がいました。

ヴィスコンティ監督の『山猫』
没落していくイタリア貴族の様子、特に舞踏会のシーンは時間を費やし見ごたえのあるシーンでした。

山々の風景が時折まるで絵画のようで、それもまた素晴らしい。

うん、時間を経ても、今見ても全く違和感なく、３時間強の見ごたえのある映画、そして後世に残る映画です。

シチリア貴族のサリーナ公爵を演じた「バート・ランカスター」のカッコいいこと。
堂々たる威厳ある公爵を演じていて、スッとした立ち姿が印象的でした。

公爵の甥のタンクレディ役の「アラン・ドロン」彼は言うまでもなく美男子。

そしてとても美しい、貴族ではない大金持ちの娘の「クラウディア・カルディナーレ」
彼女は官能的で、ソフィア・ローレンにも似ていて美しい。

貴族の女性たちのドレス姿も、ウエストのしぼりがハンパないです。
コルセットでグイグイ縛っているんだろうなぁ。



しかし・・この映画は「イタリア版」です。
アラン・ドロンが「イタリア語」を喋っています（もちろん吹き替えだと思いますが）

はじめ、アレｯ？アラン・ドロンってフランス人だよねと？？？でした。彼の口元を見るとあっているようなそうでないような。

友人ははじめ、口元と言葉が合っていないのを発見したそうです。

まぁそれはおいといて・・・

大満足した映画でした。

私がまだ幼児だったころの作品だから、今大きなスクリーンで、素晴らしい音で昔の作品を見られることは何と贅沢なんでしょう。

ツクヅクそう思わずにはいられません。