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テーマ:今日見た舞台(966)
カテゴリ:RENT・演劇
日比谷のシアタークリエにて大竹しのぶ主演ピアフを鑑賞。
まず、彼女は天性の女優なんだなぁと思った。 晩年のピアフの映像を見たことがあるが、手の震え、曲がった背中、歩き方などはそっくりだった。 10曲ほど歌うのだが、決して歌唱力があって上手いとはいいがたいが、(}実際のシャンソン歌手のファンであるので)、ピアフと言う人間の魂が伝わる歌声でした。 地声で良くぞここまで歌えるなぁと感心すら覚えます。 休憩を挟んで約2時間40分の舞台でした。 ストーリーの展開がちょっと早いかな。いろいろ詰め込みすぎかな? 最愛の人で、飛行機事故で亡くなったマルセルとのからみも少なく(マルセルの出番少ない)、 イブ・モンタンや結婚したテオ・サラポの出番も少なく感じた。 それだけ、エデット・ピアフと言う女性を前面に出した作品だったと思う。 しのぶさんはほとんど出ずっぱりだもん。 デートリッヒと秘書役で、元宝塚男役トップスターの彩輝なおさんも出演されているが、主演ではないとこうも違うのかと思った。 ただ、元宝塚なので「歌」や「台詞回し」はやはり私には大変心地よく、宝塚とそうでない舞台俳優さんとの違い感じられた舞台でした。 どこが違うのか?? 台詞回しでも、歌でももしかしたらちょっとした「間」なのかも知れない。 さて、いつも夢の世界「宝塚」の舞台に慣れている私にとって生身の(笑)男優さんが出る舞台はちょこっと居心地が悪い。 そこの違いはやはりラブシーンであろう。 本当にキスをするかどうかってのも重大だ。 そして、それ以上の行為を舞台で示す表現にはどうしても嫌なんだな。(今回濃厚なシーンはありません) ピアフの友人が娼婦だったり、ピアフが兵隊を誘うシーンだったり、「ん」とか「あ」などのセリフと演技は、いくら演技とはいえあまり見たくないのである。 やっぱりこのようなシーンは必要なのであろうか?? 映画やテレビは普通に見られるのだが、舞台で・・となると見たくないのが本音である。 私よりちょっと年上の大竹しのぶさんであるが、あの独特の喋り方とは全く違う、「役者」なのである。 彼女のような人は「普通」はありえないのであろう。 さて、終演後、駅へ歩く途中、すんごい偶然が合った シャンソン歌手の佐々木秀実さんご一行に遭遇。 なんでも先日のリサイタルの打ち上げだとか。すっごいぐうぜん スタッフの皆さんと始終笑顔でとっても楽しい打ち上げだった様子が伺えました。 ハグしてもらって いやぁ初めてっす。 ムフフッ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月21日 13時29分33秒
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