今日もgood-day

見ました・・・昨日。
すっごいどんでん返しで、私としては「日常的じゃない、ありえない」と思いだんだんとテンションが下がっていくのですが、あくまでドラマ。

ドラマとして割り切ればこのような内容が盛り上がっていいのでしょうね。

ここまで嵌ったのは、音楽・風景・役者・そして日常的で有り得るかもと思うストーリー。そして中園さんが書く魔法の言葉。

第5回まではそれがうまくいっていたんだけどなぁ。

三島の元妻・幸絵がつぶやいた「終わらない恋ってあるの？」
離婚して独りになった三島だったら「終わらない恋」はアリだが、夫と子どももいて、幸せだと感じる生活をしているミドリには「終わらない恋」はナシ（これは常識）


いなくなった三島を探し当てた後のホテルの場面
なんで・・・「あの時（16年前）に戻れたら」なんてセリフがミドリの口から出るかなぁ？
この時点で『夫・子供＜三島』　の図が成り立ってしまう。
16年前、ミドリを苦しめた三島なんだよ。
それを救ってくれたのが夫の潤ちゃんなのに。
流産して悲しい思いをしたけどケンタと言う可愛い子供に恵まれたじゃない。

何故に三島とミドリが体を重ねることになるんだ。
この場面いらない。

主婦が、「遅くなる」と言うメールを夫に送り、結局朝帰りするかぁ？
少なくとも私や私の周りにいる主婦はしないけど

潤ちゃんの態度の描き方が大変よかった。これは満足。

公民館のピアノの前でミドリは「夫や子供が大事」と言って三島に別れを告げ、三島も「サ・ヨ・ナラ」と言って、おし！！と思った瞬間

潤ちゃんが乱入。
「こうやって二人でコソコソあっていたのか？」そしてピアノの鍵盤を叩く。
このシーン、潤ちゃんの逆上ぶりがよく伝わった（あっぱれ潤ちゃん）

ミドリをつれ帰宅後、自分の行動を詫び「結局、俺とケンタを選んだよな」と家庭を守ろうとするシーンもいい。

しかし・・・どうしたんだミドリ。何でそこで返事をしないの？今の幸せな生活を守ろうとしないの？

ミドリの不貞を知った潤ちゃん。
「他の男と寝る妻とは暮らせない。出て行ってくれ」
あったり前じゃん。

家を出て行くミドリ。ケンタの声が聞こえる。しかし隠れて嗚咽を抑える。
帰宅したケンタ。ママを探す。
バスに乗っているママを追いかけるケンタ。
泣き崩れるミドリ。
健太を抱きしめる潤。


あ～っぁ、結局『不倫』かぁ。

タイトルは『はつ恋』で、きっと誰しも昔味わったはつ恋のあのドキドキを思い出してこのドラマを見ていたと思うんだけど、このようにドロドロとなるとは思わなかったなぁ。

「はつ恋」と言う概念を崩された感がして残念だ。
ドラマタイトルは「はつ恋」でも内容は「はつ恋不倫」だと思う。
そこんところが残念。

不倫は当事者同士の問題だけではなく、周りにいるみんなを不幸にしてしまうと思うので、当事者な幸せなのだろうか？

はつ恋の人と出会ってドキドキ感がまた自分の心に芽生えても、それを糧にし、何とか普通の生活を送るほうがリアルなんだけど。

ドラマだからと言えばそれまでですが。

来週は最終回。
あらすじを読むと、あらぁ・・・3年後の話なんですか。
潤ちゃんと離婚して三島と暮らして・・・


ミドリは三島と暮らすことが望むことだったのかしら？
夫と子供を捨ててまでも、手に入れたいことだったのかしら？

けど、天罰が下されるのかも？