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テーマ:最近観た映画。(39929)
カテゴリ:映画・TV DVD
新宿バルト9にてレ・ミゼラブルを鑑賞。
いつもレディースディに映画を鑑賞する私には珍しく前売り券を2枚かって、満を持して(?)の鑑賞。 なんとなくストーリーは知っているだけの知識で、今まで数多く上演された舞台を観ることなく、映画を観ることなく、ましてや原作本をちょっとかじっただけで断念した私です。 今回、本当に「初!レミゼ」なのです。 なので「音」にこだわってバルト9で鑑賞しました。 冒頭から歌で始まり、おっ!と思うほど。 ほとんど全て、小さいセリフまで歌で表現。 歌える役者が演技しながら歌でセリフを語るのだから心にビンビン響いてくる。 最後は涙が止まらず、ごそごそとバックからハンカチを取り出し涙や(鼻水?)をおさえる。 久しぶりに(1年ぶりか)見終わってなかなか席から立てずにいた私だった。 無償の愛が根底にあるのだが、これはキリスト教ではない私には理解しにくいところではある。 しかし、今朝の「読売新聞」に乗っていた記事を読んで私なりに理解・納得できた。 抜粋すると 愛は確かに勝つ しかし、愛は貰った分しか人に与えられないのである。 ゆえに、ファンテーヌ・コゼット・ジャベールのような愛を受け取ったことのないような惨めな人々(レ・ミゼラブル)を救うには、ジャンバル・ジャンに象徴される<誰か>が、見返りを要求しない無償の愛を《最初》に与えなければならない。 かつてそれは《イエス》だった。 しかし現代においてはそのイエスが《あなた》でなければならないのだ <明治大学教授 フランス文学者 鹿島 茂>より 抜粋 この文を読んでなるほどなるほどと思った。 飢えて死にそうな妹の子のためにパンを盗んで19年間鎖につながれたジャン・バルジャン。 出所後、教会で盗みを働いたジャンに燭台を与えた神父。 ここに無償の愛があり、ここからジャンを通して無償の愛がファンテーヌ・コゼット・ジャベール・市民へとたすきリレーのように始まっていくのだ。 深いなぁ・・・ ラッセル・クロウ演じるジャベール警視 この役・・・ ジェラルド・バトラーで見たかった。 もちろんラッセル・クロウもいいのだが・・・ ジェリーファンの私は体型?といい、歌の感じといい、ジェリーの歌声だったらどうなっていたかなぁと思ってしまった。 一緒に鑑賞したジェリーファンの友人も同じことを考えていたらしい。 久々に、すごくて素晴らしくて深いミュージカル映画だった。 さて、次はいつ観ようかな? 何回観るのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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