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一緒にお仕事させていただくIT会社社長さんと某所居酒屋で新年会。多数の初対面の方を交えながら、わさわさと会話し、近況を報告しあう。
普段からあまり饒舌に会話をする人ではないのだが、ちと口がいつもより重くなりがち。。。???と思ったんだが要約原因がわかった。 私も昨年一緒に仕事をしたその会社の社員の女性が昨年の11月に自ら命を絶ってしまったという話を聞いた。 訃報は確かに広めるべきではない、でもこの会社の社長さんとは、付き合いも長く、まして亡くなった方は一時チームを組んで仕事を一緒にしたスタッフさん。ビジネス以外の部分でも心を砕く間柄でもある。人の死は一人で処理しきれるもんではないんのに何で苦しい時に打ち明けてくれないんだろう。。。と思ったので 「それ誰か社員以外の人に打ち明けたんですか?なんでそんな大変な時に大変だといわなかったんですか?もー水臭いじゃないですか」 つーたら 「年末に突入したし、みなさんお忙しいから」 いやもっともなんだけどさ・・・・ この社長さん、普段心根を表に出さない人。こんなつらい時に出さないでどーする(※ちなみに映画ではわんわん泣く人です。。まあココでバランスとれてんのかなぁ) 社長さんが翌日のことを考えて早々に退出したあと、その場に残った勉強会の主催者の方と話し合った。 やっぱり同じ事を危惧していらした。 普段絶対頼らない人だからこそ、本当につらい時にまで歯を食いしばる必要はないんだけどなぁ。人のあったかみって、こういう時に身にしみるもんだわ。 別に自分じゃなくてもいいから、誰かの肩くらいちょっと借りてもいいと思うんだけどなぁ。 「亡くなった人はもう変わる事はできないけど、生きてる人は変えられる。人の死を生かすことができるのは生きている人だけが可能なことですね。」 そうお互いに話したあと、少しだけ、社長さんが顔の表情を柔らげてくれた。それがちょっと嬉しかった。 亡くなった方のご冥福を祈るのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 9, 2005 02:20:30 PM
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