カテゴリ:欲しい!着物&和&本
NHK
グラン・ジュテ~私が跳んだ日~ 5月10日(月)の放送内容 豆千代さん(モダン着物デザイナー) 襟もとにはレース。ピアノ柄の帯にはレコードの帯留め。ユニークな着物を作り、販売するのが豆千代さんです。「昔なかったのに、なぜか懐かしく感じるもの」をコンセプトに、若い人でも気軽に着られるよう、値段を抑えた商品を展開しています。 東京下町・神田に生まれた豆千代さんは、グラフィックデザインを専攻した高校卒業後、アンティーク着物と出会います。吉祥寺の古着屋に手芸の材料や外国人のお土産用にと格安の着物が売られていたのです。彼女はそれらを集め始め、自己流に着こなしては町を歩くようになりました。そんなとき、彼女は1冊の本を見つけます。それは大正ロマンを代表する画家、竹久夢二の画とそのモデルになった女性たちの写真集。そこには、女性たちの日常着としての着物の魅力がありました。豆千代さんは、この世界こそ自分の目指すものだと直感し、写真の女性たちの着こなしを研究し始めます。 「ふだん着としての着物の魅力を伝える」テーマを見つけた豆千代さんは、29歳のとき、神社ののみの市で古い着物を売り始めました。日本全国を巡って買い付け、月に数日だけ売る生活を始めます。彼女の扱う着物は評判となり、2年後には店舗を構えるまでになりました。 しかし露店を始めてから4年目、豆千代さんに迷いが生まれます。アンティークの限界に気がついてしまったからです。「昔なかった風景が今どんどん増えている。たとえばクラブに遊びに行くために、クラブシーンに映えるような光り物の帯が欲しいと思ってもアンティークの素材には絶対にない」。豆千代さんは着物を新作することを決意します。 豆千代さんが掲げた目標は1万円で着物を作ること。アンティークなら十分な額です。 しかし、着物業界は高級品をオーダーメイドで仕上げる世界、より安くプレタポルテを作りたいという豆千代さんは業者からなかなか相手にしてもらえませんでした。そんなとき出会ったのが京都の帯縫製会社の社長、仲畑さんです。仲畑さんは豆千代さんの要求を真剣に考えてくれるばかりでなく、京都の町を案内し、お座敷遊びに招待してくれます。そして「商売はゆっくり、気長に」とアドバイスしてくれたのです。実は仲畑さんは雑誌を通して豆千代さんのセンスを知っていて、長い目で彼女を育てたいと考えていたのです。今、着物業界で求められているのは、若い世代の需要の掘り起こし。それを実践している豆千代さんに注目していました。また、半襟・小物会社の宮川社長はアンティークの品質にこだわる豆千代さんに、機械仕上げで、なおかつコストダウンできる方法を教えてくれた恩人です。豆千代さんの理想が一つ一つ現実のものになっていきました。 そして彼女の『グラン・ジュテ』。昨年、豆千代さんは新宿の大手デパートに出店します。取材の日は、オープン一周年記念の日。多くのファンが集まっていました。お客さんはみな、思い思いの着物コーディネートを楽しんでいました。ふだん着としての着物の魅力を伝えたいという豆千代さんの思いは、彼女たちにはしっかり届いていました。 Kimono姫(8(はじめましてユカタ編)) はじめてさん大歓迎のユカタ本。 華やかな美人スタイルや姫御用達ブランドなど、様々なユカタを多数掲載。丁寧すぎるユカタの着付けガイド、豆千代先生の帯結び講座、お出かけ小物やユカタ髪などを収録。 足袋 / 半衿 / 肌襦袢 / 長襦袢 / 小紋 / 紬 / 作務衣 / アンティーク 帯留め / 髪飾り / かんざし / 草履 / バッグ / 籠バッグ 扇子・うちわ / てぬぐい / 風呂敷 和服・和装小物市場 ポーチ / 携帯ケース / 携帯ストラップ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月17日 22時05分53秒
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