感傷的な日記。
秋です。全国高校大会は各地で予選たけなわです。北海道・東北地区ではすでに代表校選出されている地域もあります。来週の日曜日は準決勝、地区予選も佳境にはいってきた大阪エリア。強豪チームがここまで順当に勝ち進んでいます。今回、大阪第一地区のわが地元(笑)、常翔啓光学園。春から順調な仕上がりで快進撃をつづけています。昨年まで2年連続で予選決勝で敗れて代表の座をのがしているだけに、今回はなんとしても花園出場権をつかんでほしい・・・といのります。昨年、啓光学園が大阪工大グループと提携して常翔啓光に生まれ変わるというニュースに震かんさせられたこと(笑)は、まだ記憶に新しいですね。末端ファンとしては非常にショックだったのですが、当事者である学校関係者の方々にくらべれば物の数ではないことでしょう。父兄、生徒、教職員の皆さん全員が、とまどいつつも新生・常翔啓光を上昇気流にのせようとしておられるごようす、こちらの掲示板からもうかがえます。共学化のみならずミッションスクールでなくなるためにカトリック色も一掃されるのですね。個人的に、この大転換はとても衝撃的でした。うちのこどもたちの卒園した幼稚園が啓光学園と同じカトリックの系列で、地元というだけでなく縁者のような親しみを勝手にいだきつづけておりましたので(*^_^*)・・・。時代の激しい流れ、とくに学校の存続は一大事だなと痛感しました。・・・もう10年の昔になりますが、こどもの幼稚園時代、毎年幼稚園の運動会は啓光学園のグラウンドでさせていただいていました(今後はどうなるのかな・・・)。娘が年中クラスだったとき、98年度全国大会決勝で大阪工大高と激戦のすえ啓光学園が優勝に輝いたのはいまも鮮烈な記憶です(^-^)。(その大阪工大高(現・常翔学園高校)と兄弟校になるとは、予想だにしませんでした・・・)その後、あの未曾有の4年連続全国制覇。「ラグビー界に啓光学園あり」と日本中にその存在を知らしめてくれました。息子の幼稚園時代~小学校低学年がちょうどこの栄光の時代とだぶります。毎年、年末になると幼稚園に隣接する教会に「祝・啓光学園ラグビー部全国大会出場」の横断幕がかかるのが季節の風物詩でもあり、誇らしかったですね(^-^)。今後はあの横断幕もみれないと思うと寂しいです。教会が開催する幼稚園の冬休み前のクリスマス会では、園児の礼拝のあとラグビー部の全国大会出陣式がありました(^^)。そのほかにも、啓光学園の生徒さんがボランティアで幼稚園のイベントの手伝いや教会の掃除にきたり、園児の遊び相手をしたり(笑)、当時はかなりひんぱんに交流がありました。息子が小さかったころ、幼稚園から帰ってはずんだ声で「啓光学園で運動会の練習やったよ! !」「ぼくの啓光学園だよ! ヽ(^o^)丿」とはしゃいでいると、それを聞いたおじいちゃんが「・・・こりゃあホントに『ぼくの啓光学園』になりそうだぞ(^^ゞ(@_@;)」と微苦笑していたのもなつかしい思い出です。(息子本人はそんなことおぼえていないだろうな(^^ゞ・・・)最近、大阪では私学の改変がいちじるしいです。校名変更したりかつての男子校・女子校も続々共学化して変革をはかっていますね。現在の経営陣がどんなビジョンを描いているのか、外部の者にはよめませんが想像するにラグビーのライバル(笑)・大阪桐蔭のような方向をめざしているのかな?と思います。スポーツ推薦とともに進学実績に心血をそそいで進学校に移行していくのではないかな、と。ともあれ、地元民(笑)であることに変わりはないので今後も応援していきたいですね。下の写真は4連覇の1年めに、市役所で優勝の顕彰うける啓光学園ラグビー部です。新生・常翔啓光もまたこうして凱旋してくれますように、いっそうのご活躍を期待するのみ。