古本市の収穫。
いまさら・・・ですが10月の大阪天満宮の古書市でゲットした本です(^^)。とくに戦前の年代ものでひじょうに高価な稀購本もありますが、思いがけずお宝本(なにをもって「お宝」とみなすかはその人しだい(^^))をお安く手にいれたりできるのが古本市の魅力(^-^)。人気の平野レミさんのお料理本。豪華ムックながら200円(^^)。多国籍ぽかったりして、意外なレシピに開眼します。齢を重ねてもかわらない可愛らしさと美しさを保ち、美味しく楽しい料理とおしゃべりでみんなを幸せにしてくれるレミさんは、私の憧れの女性のひとりです(^^)。こちらはレミさんの父上、仏文学者で作家の平野威馬雄先生の本、100円。アスタロトとかベルゼブブとか、耳慣れない悪魔の名前がいっぱいでてくる、ハロウィーンにぴったりな(笑)本。1974年、空前の超能力ブームの年に出版されています(^^)。・・・さがしあぐねている(笑)『ネックから編む』シリーズの一冊。300円。まさか、ゲットできるとは思いませんでした!(^^)!(・・・図書館で借りて、せっせとコンビニでコピーしたあの苦労は(^^ゞ・・・)美本なので、もしや書店で在庫処分された放出品?と思いましたが、ページをめくるとゲージ計算の書き込みが・・・前の持ち主のかたの気持ち、思いやられます(^^)。今回の収穫のイチ押し、大阪丸ビルの前オーナー・吉本晴彦先生が丸ビルのオーナーになる以前のバリバリ(^^)な時代に上梓された本。300円。40年近く前、オイルショック直前の時代の本ですが、構造不況の長引く21世紀現在にそのまま通ずる提言が多くて驚かされます。西鶴せんせいの『世間胸算用』『日本永代蔵』の時代からめんめんとつづく、浪花あきんどの知恵と才覚、心意気にうたれます(^-^)。