スーちゃんと田中実さん。
すてきな役者さんが相次いでこの春に他界されました。おふたりともまだまだご活躍が期待されていたのに・・・、残念ですね。近年は国仲涼子さんや深田恭子さんの優しいお母さん役が印象的だったスーちゃん、娘が「古典のH先生が(長年ファンだった)スーちゃんの思い出をえんえんと語って、授業がつぶれてみんな喜んだ」と申しておりましたが、キャンディーズ時代からのファンでいらしたのでしょうか。私のちょっと上の世代のかたには、まさに「青春のアイドル」、長年がん闘病をつづけていたことを、最期まで親しい身内以外に明かさなかったことなど優しい容姿に似ずしんの強い女性だったのですね。対して、自ら死を選んだとされる田中実さん。本当に、ファンやご家族にとってとても残念な悲しい別れだと思います・・・。真相はわかりませんが、深刻なうつ病の一種で自死にかりたてられる病気というのがあるそうで、体面かまわずとにかく周囲にSOSのサイン出して欲しかったと惜しまれます。同年代でご活躍中だったかたとの早すぎる永別はつらいですね。・・・芸能にはうといのですが、手元にある古い編み物の本で、偶然田中実さんがモデルをつとめておられました。(ブックオフで105円でゲットしましたが・・・。)若き日の田中実さん、なんだか雰囲気が慶応~サントリーでプレースキッカーとして活躍していた頃の栗原徹選手とよく似てる気がするのですが・・・私だけでしょうか。生きることの貴さをかみしめつつ、ご冥福をお祈りするばかりです。