やがて頭上に秋の空。
暑かった夏も、やがて秋にすりかわりそうな気配。多くの小中学校でまもなく始業式でしょうが遺憾なことに9月初頭は、子供の自死が最も多くなる時期なのだそうです。学校再開するのがなぜそんなにも気が重くなるのか、なんとも悲しい心地。テレビでは訳知り顔の大人たちがもっともらしくしゃべっていらっしゃいますが、不思議でたまらないのは、誰ひとりとして「夏休みの宿題は廃止するべきだ」とはおっしゃいませんねえ。(もし誰かそう発言するかたがいたら、私ならファンになりますが)もちろん、「いじめ」とか、悩んでいる子供たちをとりまく状況ははるかに深刻なのでしょうが、夏休みの宿題。日本独特の(アジア諸国でも?)、これほど子供を苦しめる悪い習慣はない・・・と私は思っているのですが。まあ、中学からは仕方ないとして、小学校6年間くらい、長期休暇を無心にのびのび過ごす貴重な経験を与えてあげてもかまわないんじゃないかしら。・・・それで1学期に習った事わすれても、子供だから復習してとりもどすのも早いし。いっぽうで、夏は子供の深夜徘徊も問題視されたり、メイ喫のオーナーも「夜中にうろついてる子、いっぱいいるよ」と嘆いていました。・・・閉店後、路上をうろうろしている子供たちに思いきって声をかけたら、13歳と10歳の姉妹、いま流行の爆買いツアーで中国から家族で来阪して、親は買い物で忙しく、物珍しさで歩き回っているうちにはぐれたそうで(カタコトの英語と身振り手真似でなんとかコミュしたらしい)お姉ちゃんのほうが泊まっているホテルのチラシを持っていたのでホテルまで送り、フロントで名前と部屋を確認してもらい事なきをえたといいます。・・・子供の幸せや安全、社会ぐるみでわれわれ大人がもっと真剣にならなければね。人気ブログランキングへにほんブログ村