さ・る・の・あ・な・た

「八掛(はっかけ)」または「裾回し」

文字通り、和服のすそ部分の裏地。

「八掛地」といって単品でも販売されています。

36㎝ほどの着物幅で3.6メートル弱ほど

なので、こちらだと婦人用ブラウスがらくらく作れそう。
プロのかたは
こんな素敵な、目の覚めるような​作例​で
楽しませてくださいます😊。

リサイクルきもの
をほどいて、八掛もかなり溜まってきたので

いちばんシンプルな

直線縫いのトップスにトライ。

高橋恵美子先生の

『​まっすぐ手ぬいでかんたんきものリメイク​』

を参考にさせていただきました。



基本は4枚のパーツをまっすぐ縫い合わせるだけなのですが、

余りで前身ごろのみ

衿に三角形を足します。

こうすれば着用したとき

衿ぐりにドレープがでる仕掛け。

完成品。
右の朱色ぼかし

は前身ごろだけすそ幅をせまくして

身体に沿うようにしてみました。

めずらしくお父さんが、

「カーチャンにしては洒落てるなあ」。


残念なことに(笑)
きものをほどいたときに洗濯したら

色落ちしてむら染みになってしまったので

(暈しの八掛はよくあるらしい)、

外には着ていけなくて

夏の家庭着(笑)ですが・・・
シルクのホームウェアって身に過ぎた贅沢だなあ

(八掛は正絹が多いとされていますが、化繊もあるので

ほんとうにシルクかは、わかりませんが😅)。

夏がおわって

涼しくなったら、インナーでシャツの下に着るのもいいかも😊。