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急に仕事がキャンセルになったので、公開前から是非見たいと思っていた映画を見にいきました。
「神々と男たち」 アルジェリアでシトー会修道士7名がゲリラに誘拐され殺害された事件を描いたフランス映画です。 英語名は”Of Gods and Men" 。you tubeなどにアップされた映画のトレイラーなどを見ていました。 映画の主題歌は修道士たちが歌うクリスマスの聖歌。 テロに脅かされ不安な状況で迎えたクリスマスのシーンで静かに歌われます。 その場時に地震となり、上映中止。 映画館の人に誘導され、揺れる階段を下りて外へ。電柱がぐらぐら揺れていました。 あちこちのビルから人がぞろぞろ出てきました。 揺れがおちついたので避難場所の日比谷公園へ。 緊急時は、「トイレ、携帯の充電器、飲み物、軽食」ということが頭にあったので、まず、ショッピングセンターの中でお手洗いに。 日比谷公園は災害時の帰宅困難者のための物資が保管されている場所だとか。今回も「電車、地下鉄はすべて止まっています。高いビルに近づかず、公園で待機してください」という警察の放送が繰り返し流されていました。会社のおそろいのヘルメットを被った集団があちらこちらに。大きな余震があり、公園の木が根本から揺れ、大手町のビル全体が揺れました。 少しでも早く家に帰りたかったので、揺れがおさまったので新宿を目指して歩きはじめました。広尾に住んでいるというおばあさまと、おしゃべりしながら一緒に途中まで歩きました。桜田門、三宅坂を通り半蔵門。そこから四ッ谷へ。 途中、救急車やパトカーなどが何台も通りすぎていきました。 (九段会館内で、天井が落下し大勢の方が怪我をされたり亡くなられた方もいたとか、後で知りました) 道沿いのレストランは普通に営業し、工事中のビルでは工事が続けられていました。 コンビニで携帯の充電器を買い、自販機で飲み物、おやつも買って一安心。 四ッ谷あたりで休憩したいと思ったが、珈琲チェーン店、ファミレスはどこも満席。店を見つけ、休憩して、状況確認。 四ッ谷から新宿までの4キロ。通常通り営業している店がほとんど。 歩道にロープがはられ、急に狭く歩きづらい箇所があり、上を見たらガラスのない窓。ぞっとしました。 新宿駅は人があふれた状態。タクシー乗り場は大行列。 歩道も両方向に歩く人があふれて歩きづらかったけど、都庁を過ぎると 人の流れは下り方向のみとなり、遠足状態。途中自転車屋に行列ができていました。 笹塚まで歩いたら、バスが来たので乗車。 大渋滞で歩くより遅いくらい。ぎゅうぎゅう詰めで乗り降りにも時間がかかり、途中で降りて歩くことに。コンビニで東京のミニ地図を買い、線路高架下の駐車場や駐輪場などを抜け、N駅へ到着。そこから遠回りだけどバスに乗り、やっと座ってほっと。 K駅から、バスに乗って家の近所へ。6時間以上かかって帰宅。 家の中は無事でした。 もう一度『神々と男たち』を見にいきたいですが、無理ならばDVDが出るのを待ちます。 パンフレットを買えただけでも良かったと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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