目からウロコで目が点で!
目からウロコで目が点で 斎藤 サトル 著2007年11月9日 サトルーチ出版 発行~正観さんから教わったいろいろ~サトルさんが思いこんでいた「常識」が、けっこうひっくり返され、それを絵でも表現している点でも、大変に面白い本になりました。出会いこの世の出会いは全て必然「はじめまして」は「お久し振り」そして「やっと会えましたね」正観さんは、生みの親ではありませんが、育ての親という感じで第2の父だと思っています。それぐらい未熟な私を成長させて下さいました。心より感謝するばかりです。楽道感謝される喜ばれるそれが一番の幸せ一番の喜び「他の存在から喜ばれる存在」になることそれが魂のプログラム私は、この人生で、今まで起こったこと、出合った人達、そして今起こっていること、今目の前にいてくださる人達、など全てのことに、感謝でいっぱいです。そして、今この本を手に取ってくださった方々、心の底から感謝申し上げます。ありがとうございます。注文がない状態で勉強するのは「謙虚」といいます。しかし、注文があるにも関わらず、それを待たせて勉強するのは傲慢です。正観さんは、そこから補足説明をしてくれました。なにも美大に行くことが傲慢では無いのです。注文が無くて自分を向上させようと美大に行くのは謙虚です。しかし今、一つでも注文があるのにその注文を投げ出し、自分を変えようとするのは傲慢。感謝が足りないということになります。きそわない。くらべない。あらそわない。私は私。神様は頼まれごとに関して、あーじゃ、こーじゃ言わないでたんたん、ニコニコ、ひょうひょうとやる人を応援してますよ。限界がないという言葉の中には、「枠そのものがない」という真髄が隠されているのではないかと私は受け止めました。したがって、「枠がないから限界が存在しない」ということが理解できます。「壁を乗り越える必要はないですよ」とか「限界なんてありません」という正観さんは、そういう「枠」を自分で決めなくてよい。ということをおっしゃっていると思います。私もそうでしたけれども、なぜか人々は、幅や域という「枠」を自然と設けているのです。その「枠」は苦しかったり、煩わしかったりするくせに、その苦しい設定を自らで設けて、もがいたり、悩んだりしているようです。その「枠」を取り外せばいい、無くせばいい、などという発想は全く思いつかなかったりするものです。運命人生は人の出会いの積み重ね「運命は人が運んでくる私の命」頑張って、うまくいく人がいる。頑張っても、うまくいかない人がいる。また、頑張らなくて、うまくいく人がいる。頑張らなくて、うまくいかない人がいる。つまり、「頑張る」=必ずしもうまくいくというわけではない。「うまくいく」のキーワードはどうやら「感謝」らしい。とも教えてくださいました。頑張らないで、「こうなったら嬉しい」「こうなったら楽しい」と、ただ「感謝」とともに過ごせばいいとわかりました。りきんで硬くなるよりも、肩の力をぬいて感謝する。そうすると、未知なる隠された85%の潜在能力が引き出せるかもしれない。それは、とても興味深い法則です。ありがとう 1千回でつぎつぎの奇跡。ありがとう1万回でたくさんの奇跡。奇跡が多すぎ嬉しくてまたまた言ってしまう「ありがとう」祝福神うれしい,たのしい,しあわせ,あいしてる,だいすき,ありがとう,ついてるカラオケは「みんなの知っている歌を選びましょう」さっきの話というのは全てに通じることです。仕事・人間関係・遊びにもそうです。人に喜ばれる存在になるということは、自分の技術を見せることではないのです。知らなくても簡単に口ずさめるような歌を選ぶと皆が楽しめますよ。それが喜ばれる存在ですと、教えてくれました。この話は何気ない話のように思われますが、私はこの教えは、正観さんの生き方の全てを表しているように感じました。正観さんに言ってもらった後は、皆が楽しむことに重点を置くようになりました。その考え方はカラオケだけではなくその後の私の人生において、全体的に取り入れることが出来ました。「皆が楽しめ、喜ばれること」を常に心がけています。ある日正観さんと、その他数人でいる時、ひょんなことから色弱の話になりました。その時、私が色弱であることを話しました。すると正観さんは、「良かったですね。だからはっきりした原色を使うのですね。色弱だからそういう色彩感覚を持っているのですよ。良かったですね」と、言ってくださいました。そのとき私は気づかされました。今まではっきりした色を使っていたのは、色弱のお陰だったということを。色弱はマイナスとばかり思っていた私ですが、全くマイナス点ではなく、むしろそれが私の絵の特徴だったのです。ちょうどいい全てがあなたにちょうどいい父母も子も夫も兄弟も上司も部下も友人も全てがあなたにちょうどいい神様が私たちに求めているのは、文句や評価・論評をするのではなく、きっと、今、目の前に起こっている現象を受け止め、「今の自分にできることは何か」「やれることは出来るだけしよう」という心を持って、「喜ばれる存在になることに徹すること」ではないでしょうか?正観さんは地震という現象を不幸ととらえるのではなく、「その中で自分はどういうものの見方をするかということが大事」と、教えてくださいました。決して正観さんは、その震災などに関して「無関心」というわけではないのです。「評価・論評しないだけ」なのです。「自分が出来ることをたんたんとする」それを実践されていたのです。優しさとは、弱い立場の人に目を向けること。弱い立場の人に目を向けると、その場の空気が和む。温かいものになる。そのことを知り、目からウロコ!でした。大富豪人を見る目の優しさ。出てくる言葉の温かさ。周りをなごませる笑顔のやわらかさ。無限に有するあなたの財産。決して減らないあなたの財産。自信作人生は全て自分の設計。歩んだ道は全てがベスト。ベストの選択。「回り道」も「無駄」もなく「恨む相手」も存在しない自信作。つながっているすべての人にありがとうございます!