72時間の漂流の後、無事帰還した漁船の方。本当に良かったです。
救命筏、実のところ、乗っていた船には装備義務は無いそうです。船長が自分で設置し、サバイバルの講義も受けていたとか。
素晴らしい船長さんです。
筏の赤いテントの上にあった丸い風船の様な物の中には、電波を反射する物が入っているんだったかな。
救命筏の中には救難食や水、信号灯、発煙筒、海面染色剤、応急医療具、釣り具、指導書、筏の補修具などが入っているそうです。
ニュース等で聞いていて、あらっと思ったのが「カンパン」という言葉。
どうやら船関係の方も「カンパン」と言っておられるみたいですね。
とはいえ、映像を見た所、それは所謂「
乾パン」ではなく、こちら「
イーアール(参照=
萬有栄養株式会社 右下写真)」か「
Seven Oceans」ではないかと思いました。
慣習で「乾パン」と言っているのでしょうが、「非常時用には乾パン」という意識が未だに固定されかねないのは如何かと思います。
きちんと「一日二切れ(念のために節約。救助される事が確定した時、残していた非常食を全部食べたとの事。)の”非常食””救難食”」であり「二切れの乾パン」では無い事を表現しないと、あいかわらず乾パン主義が流行りまくってしまうでしょう。
今はもっと良い物ができているというのに。
不謹慎ではありますが、この様な事を機会として、より良いであろう上、実際に現場で使われている物を、それを知らない人に知らしめたらいいのにと考えます。
いつまでも乾パン乾パン。
それしかないのなら兎も角、馬鹿の一つ覚えでもありますまいに。
イーアール Seven Oceans 乾パン
救命水 信号紅炎 海面染色剤