簓無案サイト

言の葉を弄しての議論に達者なだけの恥知らずどもの言に不快を感ず。
三宅島の時、大島の時、問答無用で救援に向かった数多くの船舶の乗組員の爪の垢を煎じて飲め。

「首長の判断が遅かったから２０００人余計な人が死んだ」
２０００人の根拠は不明だが、判断が遅かったから余計な人死にがあったのは、どう考えたって『事実』であり『真実』であるだろうが。


事実をねじ曲げるな。


震災直後、地球の裏側から救援の打診をして来た国もあったと言うのに、その時、当時の我が国の最高責任者は一体何をしていたのかね？

サンダーバードの国の凄さも見せられた震災でした。公的機関かどうかは忘れたが。



どうしてこうも、自己の主義主張ごときのために、すべき事をせず、事実を平気でねじ曲げようとする連中がのさばっていられるのだろう。

命までも関わっている事でさえこうなのか？

あまりにも哀しすぎる。

震災等生き埋め者が居る場合、勝負は３日間、という事さえ知らないのだね・・・
それとも、この「勝負は３日間」というのは、デマなのかい？

ただただ哀しさがつのる。
はらわたがむにゃむにゃするのは、子宮筋腫のせいでは無い。



資料
http://kansoarasuji.at.webry.info/200704/article_10.html


【産経抄】４月１１日
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/sankeishou/47120/
　選挙期間中の猫をかぶったかのような笑顔は、どうにも気持ち悪かったが、大差で当選したとたんにいつもの慎太郎節が戻ってきた。「神戸の地震で（自衛隊派遣を求める）首長の判断が遅かったから２０００人余計な人が死んだ」という石原都知事の発言に、兵庫県の井戸敏三知事が「いい加減な議論だ」とかみついた。
　▼「自衛隊の派遣要請の早さと、犠牲者の数は阪神大震災ではあまり脈絡のないこと」と井戸知事は語る。確かに２０００人は誇張気味だ。でも、どうして迅速な自衛隊派遣が人命救助と「脈絡がない」といえるのか。
　▼震災当時、知事は自治省のお役人だったので、状況がよくおわかりでないのだろう。それなら教えてさしあげる。前任者が、公用車の迎えを待って県庁に登庁したのは、地震発生から２時間以上もたってからだった。
　▼自衛隊への派遣要請はそれからなお２時間近くかかり、しかも“要請”したのは、一係長だった。当日は午後２時をまわっても出勤した県職員は２割に過ぎず、震災直後の県庁の対応は最悪だった。
　▼井戸知事は「公的な救済機関が入る以前に、地域の防災力をどう高めるかが緊急時の人命救助にとって一番大事だ」とおっしゃる。だが、がれきに埋もれた人々を助けるには、自衛隊をはじめとする「公的な救済機関」の一刻も早い投入が不可欠だ。
　▼阪神大震災の死者のほとんどは即死に近い圧死というが、死人に口なしとはいかない。がれきの下から声が聞こえ、近所の人たちが必死で助けようとしてかなわず、「もっと早く救助隊が来てくれれば」と涙にくれた悲劇も少なくない。１２年前の大失態をろくに反省していない首長をもつ兵庫県の人たちは夜も眠れなくなるのではないか。