簓無案サイト

断層は6年前か？あるいはもう少し前なのか。（3年前と書きたかったりw）

日本英語教育に於いて、名前の表示方法を当時者の本来のそれに則したモノとして教えられる様になっている。

つまり、人類史上最強言語圏（最強と言うのは妙かもしれないが、他に言い方を思い付かない）にて「名字」と「名前」の表示が「名前・名字」の順に行われている事から、日本もそれに奴隷の如く従い、おのれの固有名詞を本来は「名字・名前」の順で表示するにも関わらず、最強言語やそれに則した条件にて表す際にはわざわざひっくり返して「名前・名字」とするように教育されて来ていた様に記憶している。

しかし、今は「名字・名前」と、固有名詞を尊重した表し方をするように教育されている。

この断層の生じた時間軸はどこだろうか。

現大学4年生が、自身の名刺に於いて「名前・名字」と表していた事を、三年程前に確認している。

となれば、現大学4年生が中学1年生だった時には、まだ最強言語圏風表示であった事になると判断して良いだろう。

つまり、その間に断層は生じている。

わたしが知っている限りでも40年近く前にはすでに、固有名詞というモノを他国の習慣に奴隷の如く従い小賢しくひっくり返して表し本来の姿を変えるのはおかしい、との声があった。

現地及び本人の本来の固有名詞を変えるのはおかしいという事である。

固有名詞「山田太郎」はあくまでも「山田太郎」であり、けして「太郎山田」ではない。それは別人である。

己の名前に誇りを持つ以前の、1＋1=2という位当たり前の話でさえあるのだが、まぁ、そこはそれ、奴隷根性の西洋かぶれの精神の有り様の顕われとでも言うべきか。

それとも、発展途上及び敗戦直後では、1＋1=10とする2進法の如く色々と条件が異なり、其の方が西洋文化との付き合い上都合が良かったのだろうか。（まぁ、どの国もいつまでも発展途上と言えば発展途上だが）

最近は断層後の被教育世代が社会に出る時期となったからか、あちこちで「名字・名前」表示を目にする様になって来た。


で、何を言いたいかと言うと、誇りがどーのこーのってのは置いといて、

これを使えば推理物やSFで小細工が出来るなぁと。

英国でのお金の計算の仕方、日本での尺とメートルの入れ代わり、聖徳太子（かつて一万円札の代名詞だった）の意味が通じるかどうか、等々による世代・年代の区別ができるということであります。

なんでそんな事をと言いますと、

最近の高校生を登場人物とする話である某アニメ関係に、上記表示の混在があったりしたからなのだな。（わはははは）

他にも、ブルマを使う学校は無くなって来ているとか、防災策として古い校舎やテレビ等の設置台にはあるはずの補強が無いとか、細かい事を言い出したら切りがないだろう。対応の早さの違いもあるだろうし。

大体んな事言ってたら、あんな体格の高校生なんて居ないぞ。（ゲフンゲフン）
ありゃどう見ても中学生以下・・・（げーほごほごほごほ）

アニメにしてもマンガにしても小説にしても、それを著わす人は、それに登場する学生の年代よりも上だと、概ね思って良いだろう。

そこに、知っている者や観る目のある者にしか感知できない、制作者にとっては無自覚な断層が出来る。

で、それがどうしたかというと、

おもろいなぁと。

色々使えそうだなぁと。

制作者はそこに全く意図し無かった「推理物における推理のネタ様のモノ」を仕込んでしまうのだろうなぁと。

まぁ、寝起きの頭で、そんなことをぼけぼけと考えたりしている暇人なのです。

さっさとお弁当を作らねば。