激しく凹んでおります。
玉砕というか、木っ端微塵というか・・・
とにかく自分の甘さを痛感しました。
何があったのかって?
ではお話ししましょう。
沖縄に来て約5年。
初めて沖縄で結婚式を見る機会に恵まれました。
列席者としてではありませんが。
実はちょっと前から某披露宴司会者さんに
「写真の勉強をしたいので、機会があれば披露宴カメラマンの仕事を見せてほしい」
というお願いをしていまして、なんと今回、それが実現したのです。
新郎新婦や式場スタッフ、カメラマンさんなどに話をしてもらい、
ワタシ自身もカメラマンとして自由に撮影しても良いという事になりました。
本当に感謝です。
事前にインターネットなどで結婚式写真のコツなどを読みまくり、
本屋では写真雑誌でポートレート写真の撮り方を読み漁り、
自宅では自分たちの結婚式の写真を引っ張り出して、
それなりにわかったようなつもりになっていました。
しかし、冒頭にも書きましたとおり、玉砕。
いざ披露宴が始まってみると、
撮ろうとしていたイメージどおりにいかないし、肝心な所でフィルム交換になってしまったり、まあそれは自分でも呆れるほどに失敗の連続。
途中で逃げ出したくなったほどでした。
確かにプロの方とはカメラやレンズなど、機材が違います。
でもそれは初めからわかっていた事で、どうしようもありません。
プロカメラマンさんの撮影を見ていてわかったのですが、
今回は機材や腕の良し悪し以前の問題でした。
プロとワタシの最大の違いは「気持ち」
ワタシは事前に仕入れた付け焼刃の知識で撮ろうとして、一番大切な「素敵な表情を撮ってあげよう」「良い思い出を残してあげよう」といった気持ちがすっかり欠落していたんです。
これではどんなに良い機材を使っても「ただの記録写真」にしかなりませんね。
そんな状態ですから、積極的に新郎新婦に近付く事も、ポーズを要求することもできず、なんだか盗撮カメラマンみたいでした。
ワタシの動きを見て、某披露宴司会者さんがどう感じたかはわかりませんが、もしまたこのような機会を与えてくださるようであれば、まずは新郎新婦との心の距離を縮める事から始めていきたいと思います。
今回は全部で170枚くらいを撮影しましたが、まぐれでもいいので1枚くらいは新郎新婦にお渡しできる写真が撮れている事を祈るばかりです。
【追伸】
実はもう一名の方から、結婚式ではないのですが撮影の依頼がありました。
今回を教訓にし、気持ちを込めて撮らせていただきます。