バナナは吊るして売るもの

転勤が決まりまして、5月から東京勤務になります。

5年7ヶ月。

長かったような短かったような。。。
行っていない所もたくさんあるし、
やりたい事もまだまだあります。

でもこれって、どれだけ長く居ようが、
そして永住しようが、最後には感じる事だと思います。
この思いを強く感じられる事こそが、とっても幸せなことなんだなって。


転勤を言い渡されたのは先週の水曜日。
状況をちゃんと把握するまで少し時間がかかりました。
その時は嬉しいわけでもなく、悲しいわけでもなく、
なんだかわからないけど、
気持ちだけが妙に落ち着かなくてザワついている不思議な感じ。

少し落ち着いてから何かの用事で携帯のメモリーを見ていて、自分でもびっくりしました。

「沖縄でこんなにもたくさんの人と出会ったんだ・・・」

大好きな人、ちょっと苦手だった人、音信不通になってしまった人、仕事を辞めてしまった人、一緒に何かをやり遂げた人など、名前を見るといろいろな事がよみがえってきます。
良い思い出ばかりではありませんが、どれもみんな「ワタシの沖縄史」の1ページです。

そして、忘れてはならないのがこのブログ。
3年と10ヵ月、くだらない内容ばかりではありますが自分にとっては宝物です。
ヘタクソな文章、誤字脱字、そんな事はどうでもいいんです（ホントはどうでもよくはないです）
とにかく書いてきて良かったなと。

残された時間、公私関係無くお世話になった方々に挨拶して回る予定です。
幸せな事に、送別会をやっていただく話もあるのですが、ワタシにとっては「ありがとう」を言わせてもらうお礼の会。
できる限り多くの人に合ってお礼を言いたい。
今はそんな気持ちでいっぱいです。

このブログは引っ越し後も続けます。
当初の目的は「ナイチャー目線で見た沖縄の面白い事」を綴っていく事だったのですが、
いつしかワタシの中のウチナーンチュ濃度が濃くなり、
新鮮な目で沖縄を見つめる感覚が麻痺してきたのではないかと思うんです。
これを機に、もう一度外から沖縄を見つめてみて、
素敵な沖縄を再発見できたらなぁと思います。

引っ越し前後はブログの更新が途絶える事もあると思いますが、それはご容赦ください。