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先日、ホンダのハイブリットカー、インサイトが発売されました。
トヨタが世界的に独占しているハイブリッド市場≒プリウスに、真正面から戦いを挑んできたわけです。 多くの雑誌などで書かれているとおり、プリウスとインサイトはハイブリッドへのアプローチが違います。 複雑怪奇なメカニズムで、一台のクルマとして偏執的に燃費にこだわる、つまり究極の燃費スペシャルであるプリウスに対して、インサイトのシステムはいたってシンプル。 シンプルである事はシステムが小さく、軽く、低コストを意味します。 インサイトは安い。 プリウスより2割安い。 燃費のカタログ値は、春に発売される新型プリウスはおろか、現行型にさえ届いていないものの、そのぶん安く、数を売り、世界トータルでガソリン消費量を抑えようという戦略なのです。 凝りに凝ったメカのトヨタ対シンプルで軽量なホンダ。 実は30年以上前に両社は似たような対決をしているのです。 トヨタS800とホンダS800。 排気量は共に800ccながら、精密時計に例えられた4気筒DOHCで究極のパワーを絞り出したホンダに対し、トヨタは大衆車用の2気筒OHVエンジンながらも軽量で空気抵抗の少ないボディで挑み、レースでは互角に渡り合ったのです。 立場を入れ換えた両社が、今度はどういった戦いを見せてくれるのか、興味深いところですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月13日 17時49分02秒
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