日曜日の夕方。
それはそれはとても暑かった一日の終わりに
梅雨明けを告げるかのような
真っ赤な夕日がとても綺麗で
思わず見惚れた僕は写真を数枚撮った。
そして撮った写真を見ながら
そのbarまでゆっくりと歩いた。
初めてのbarの扉が開く。
たいがい何処のbarでもよくある
誰が決めた訳では無いけど
常連席。。。
たいがい何処もその席は端っこの方だ。
ここの場合は扉のすぐ前あたりが
その常連席だという事は
すぐにわかった。
常連さんらしき人が一人。
もう一人、マスター。
そしてもう一人、髪の長い女性。
T姐だとすぐにわかった。
今日のタイトルとちょっと引っ掛けたのだけど
『スローなブギにしてくれ』
むか~し昔僕がバイク乗りだった頃
片岡義男の世界にドップリだった。
その片岡義男のストーリーのよく舞台となる場所
T姐がそこの人だからっていう意識は
その瞬間は全然無かったのに
全くその片岡義男の世界から抜き出したような
そんな雰囲気の女性だった。
もうちょっと言うとすれば・・・・
第一印象は『烏丸せつこ』だ!
そう思ったのだけど
時間が経つにつれ『横山めぐみ』の方によく似てると思った。
いずれにしろ美人には違いなかった。。。
マスターと僕もお初だ。
そして久しぶりに立ち寄ったT姐も
久しぶりに会うマスターとも募る話が
尽きないようで
暫し楽しい時間をすごした。
barでは
あまりカクテルを呑む事が無かったから
あまりカクテルの事はよくわからない僕。
この日もイキナリ初めからいつものバーボンだ。
しかし、ここの夏場限定のスイカ版ソルティードッグ。。。
名付けて『酔夏のカクテル』と言うのがある。
今度、こっそり一人で行って呑んでやろうと
お腹の中で目論んでいた(笑)
いきなりバーボン行っちゃったら
後からカクテルって~のは
どうも僕の中じゃ無しなのでね。。。><
そして、目の前にあるボトルに手を出す。
広島のヒロさんお得意分野のシングルモルト。
シングルモルト独特のピート感、あのヨード感が
僕的にはまだまだ苦手だけど
ラフロイグの強いスモーキーフレーバーなら
あのピート感を若干打ち消してくれて
いい感じに呑めるのだ。
そういうのって、、、
本当にシングルモルト好きな人に言わせれば
オコチャマねぇ~って言うんだろうけど。。。。^^;
あ~
エドはるみが近くに居たらチチ飲まされるところだったな。。。(笑)
僕がトイレから出ると
T姐がリクエストしたという
ケルト調の篳篥が流れている。
そう言えばT姐、アイリッシュが好きだって言ってたな。
楽しい時間も
そろそろ帰りの電車の時間と
差換えになるのは仕方ないけど
じゃぁ僕も。。。
one for the road
しめの一杯はアイリッシュで。。。
それにしても
T姐にしてもマスターにしても
とっても気さくで
とても居心地がよかった~。。。
岡山にはbarは多いが
多くがピッと襟を正したような所が多いが
倉敷には僕の行きつけのbarもそうだが
居心地のいい場所が多い気がするなぁ。。。
また一つ・・・・・
居心地のいい場所を教えてくれた
T姐にも感謝です。。。
そして3人の共通項は・・・・・
お笑いだったって事(笑)
そうだ!
一つやり残した事があって
とても今悔やんでるんだけど。。。。
お会計、、、
ちょう~~~ど・・・・
アホになるべきでした・・・・・
鶴形一丁目の夕日(35RE01) posted by (C)koro