さしの部屋

以前一度母と行って、気に入った洋食屋さんに再度行ってきた。
私たちとしてはとても気に入ったので、その後、ネットの口コミとかを見てみると、
すごく、店員さんへの評価が悪くって驚きました。

まあ、確かに、思い返せばそこまでいい印象はなかったかな。
何を言っているのかよく分からない人とかもいた。
でも、味が美味しかったし、お安いし、そこまで気にしてなかったけど。

でもさ、そうなると気になって見ちゃうもんですよね。
この間、何を言っているのか分からないなと思ったちょっと高齢の女性店員さんは
今日もいた。まあ、頑張って働いているけど、動きはあまり良くないみたい。
ただ、若い女性が2人いて、こちらはまあまあ普通に対応していた。
私たちも何も困らずすごくスムーズに提供もしてもらえた。

お子様ランチも提供しているので、ファミリー層が多いのですが、
逆に、高齢マダム層も多いんです。エビフライとか楽しそうに食べている。
不思議なお店ですが、特にファミリー層の立ち去ったテーブルは大変。
紙ナプキンとか、あと、重ねられないお子様ランチの電車の器とか。

片付けに時間がかかるのですが、そのお店はちゃんと頑張っていて、
アルコールスプレーでも毎回拭いているんですが、それが店員さんには
負担なのかな。さっき話した年齢が高い店員さんは、
1個のテーブルを片付ける際に、まだお皿が残っているのに、
スプレーを持ち出し、その後お客さんに呼ばれてそのまま放置。
その横のテーブルが空くと、さっきのテーブルの事を忘れているのか、
また別のスプレーを持ち出したりして。

そして、色々なお皿を持ち去る際に、紙切れがふわっと落ちて、
私たちのすぐ近くの床に落下。その後、しばらくしてからやっと、
別の男性店員によって拾い上げられていた。

あのさ、私、若い頃、レストランとかホテルとかケーキ屋とか居酒屋とかで、
結構、ホールの仕事していたんです。結構、上手な方だったと思う。
居酒屋の時は、チェーンとかではないお店だったんだけど、
店長が倒れて、仕込みとか調理もかなりやっていました。
寸胴で豚の角煮とか肉じゃがとか煮たり、焼き鳥をくしに刺したり、
懐かしいですね。当時は、お皿を4枚持ったり、思えば、
まとめて入れた器から、お客さんの前でスープを入れてあげるような、
結構ハードルの高い事もしていたもんだわ。
だから、気にしだすと、気なっちゃうんですよねぇ。

日本の良くない所は、飲食系の特に高級店ではない所、
ホールの仕事って、バイトで十分な簡単な仕事って思われすぎていませんか。
給料だって、そんなに高くはない。これがいけないんだと思いますよ。

私、イタリアに住んでいたけど、イタリアでは、ホールの仕事は、
別にアルバイトがするっていうより、大人の人が、
「僕は、カメリエレ（給仕）です。」とか「バリスタです。」とか、
自分の仕事を語れるようなそんな環境でした。
だから、まあ、みんな立派だったとは言いませんが、
プロ意識がある人が多かったと思う。そういうの、日本の良くない所ですよね。
まあ、高級店ならばちょっと違うんだと思いますけど。

昨日、自転車でちょっと近所に出かけた際、細めの道で、
大きいトラックが曲がろうとしていて、ちょっと待ったんです。
何度か切り返していたから。有名な誰もが知る引っ越し屋さんです。
その手前、20ｍくらいの所にもユニフォームを着ている人がいたので、
そこが目的地だったんだろうと思います。

車の後ろには、別のユニフォームを着た人が立っていたんですが、
オーラーオーライとかの声掛けはしていないので、不思議には思いましたが、
車が切り返しを終え、やっと進めるとなった時、当然その人、車を追って来るでしょ。

その人さ、2～3分待っていた私たちに、目もくれず行ってしまったんです。
いや、怒っているわけではないですよ。でも、普通、
「お待たせしました～。」くらい言うかと思っていたので、ちょっと驚いたというか。
少なくとも、お辞儀ぐらいしませんか？

大手引っ越し屋さんのユニフォームを着ているんだから、
会社がバレバレな訳ですから、ある程度の外面は大事だと思うんですが、
きっとその人も、アルバイトさんなんでしょう。
レストランや、企業の雇う側が、そのお仕事の人を軽視して
ちゃんと指導していないのでは？って少し思います。

良くない事ですよね。