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イルカみたいに生きてみよう~心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

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2024年10月19日
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カテゴリ:Oの人生論


テレビの「ガイアの夜明け」。
「やっかいものを活かせ」ということで、
竹を活用しようという人たちを紹介していた。

竹は確かにやっかいもの。

実家のまわりも竹やぶがいっぱいあって、
放置されているので、
とにかく邪魔で仕方ない。

春にはタケノコが取れて、
そのときだけ喜ばれる。

しかし、
タケノコは次から次へとにょきにょきと生えてきて、
取り切れなくて、
そのまま成長して大きな竹になってしまう。

昔は竹は有効に使われていた。
土壁の骨組みになっていた。
物干しざおも竹だったし、
キュウリや豆類の支柱にもなっていた。
籠になったり、
いろいろ用途があった。

ところが、
プラスチックなどの普及によって、
竹の需要は激減する。

竹やぶは荒れ放題となった。

竹は高くまで伸びるので、
ほかの木の成長を妨げる。

タケノコを食べに、
イノシシやシカがやってくる。

根は浅くしか張らないので、
がけ崩れが起こりやすい。

手入れをしないことで、
さまざまなマイナス面が目立ってくるのだ。

番組で紹介していたのは2人の強者。
一人は京都のラーメン屋さん。
彼は、
タケノコとしては食べられないが、
まだやわらかい状態の幼竹を切って、
「メンマ」を作っている。
今は中国から輸入しているが、
国産メンマの方が安いしおいしいらしい。

日本には数え切れないほどのラーメン店がある。
そこが国産メンマを使い出せば、
今は、切り捨てられるか放置されている、
かなりの量の幼竹が有効に使われることになる。

ボランティアで竹林整備をしている人(ほとんどが高齢者)も、
幼竹が収入源になれば、
仕事に力が入るのではないか。

もう一人が、
竹筋コンクリートを普及させようとがんばっている土木技術者。
要するに、
コンクリート製品の骨組みを、
鉄筋ではなく竹にしようと言うのだ。

戦時中、武器を作るために鉄が必要なので、
建築には竹が重宝された。
橋を作るにも、
竹筋コンクリートが使われた。

それが今でも壊れることなく残っていて、
実際に、
その橋を上を車が通っていると言う。

とても丈夫で長持ちする。

まずはU字溝レベルから、
企業、大学が力を合わせて、
実用化に向けてがんばっている。

ほかにも竹炭や竹チップ。
ぼくは魅力を感じる。

竹のように、
邪魔者にされている素材が、
実はすごい優れものだったということは、
いくらでもあるはずだ。

前ばかり、上ばかりを見るのではなく、
後ろを振り返ったり、
足もとに目を向けることで、
本当に大切なものが見つかることはよくある。

SDGsという地球にやさしい生き方。
日本の伝統の中にこそ、
重大なヒントがあるのではないか。






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Last updated  2024年10月19日 15時46分45秒
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