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イルカみたいに生きてみよう~心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

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2024年10月31日
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カテゴリ:Oの人生論


朝のワイドショーを見ていたら、
「米が高い」という話をしていた。

5キロ3000円を超えているということは、
キロ当たり600円以上。

安いときには、
スーパーではキロ300円くらいで売っていたので、
それを基準にすれば確かに高い。

しかし、
農家からすれば、
やればやるほど赤字になる値段だ。
経済的な面から言えば、
やっている意味がない。

「もう機械が故障したらやめだ」
ぼくのまわりでは、
そういう50代60代がほとんど。

親から引き継いだ田んぼがあって、
高いお金を出して購入した機械もあるし、
とりあえずは続けるかというのが本音。

新しい機械を買うとか、
修理をしてまではやらない。

自分の子どもに継がせる気はまるでない。

若い人たちは、
田んぼへ足を運ぶこともないので、
自分の家の田んぼがどこにあるかも知らない。

親が亡くなれば放置され、
雑草に覆われている田んぼが増えている。

我が家は、
去年、半反(500㎡くらい)の田んぼで米を作り、
2俵ほど(約120キロ)収穫した。
これで我が家で食べる分は十分にまかなえる。

大変な思いをして、
ほかの人が食べる分まで作らなくていいやとなってしまう。

今の農業は骨折り損のくたびれ儲け。
やる気がなくなっても仕方がない。
このままでは、
日本人の食糧はどうなってしまうのかと心配になってくる。

生産者と消費者はもちつもたれつの関係だ。

今の米作は、
生産者にばかり負担がかかっている。

米を作って、
みんなに「おいしい」と喜んでもらって、
経済的にも成り立っていく。

そんな仕組みを作らないと、
飢餓の時代が当たり前のようにやってくる。






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Last updated  2024年10月31日 12時44分46秒
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