カテゴリ:Oの人生論
東京から離れて5年目を迎える。 山梨、鈴鹿と移って、 けっこう自分のペースで動けるようになった気がする。 東京へ出たのは28歳のとき。 それまでは、 サラリーマンだったりアルバイトだったり、 若いこともあったが、 まわりに合わせることに意識を集中していた。 一生懸命にがんばっている自分を演じて、 どんどん疲弊していった。 東京へ行ってフリーという立場になって、 肩の荷が降りた。 締め切りまでに自分の仕事をきちんと仕上げれば良かったので、 自分でペースを作れるようにはなった。 しかし、 それでも周囲の目は気になる。 自分を抑えて、 人に合わせることで仕事が増えた部分もある。 自分はこうだと思っても、 まわりにこうした方がいいとアドバイスされると、 ついついそちらに流される。 そして、 結局は中途半端な仕事しかできなくなってしまうのだ。 東京を離れて、 自分を薄くして生きるのはやめようと思った。 自分の意志を優先しようと決めた。 やりたいことはやる。 やりたくないことはやらない。 会いたい人には会うし、 会いたくない人には会わない。 ただ、 やりたいやりたくないとか、 会いたい会いたくないないというのも、 一歩踏み込んだ感覚が必要だということもわかってきた。 大きな流れの中で考えないと、 その場限りの楽しさという薄っぺらなものになりかねない。 暇つぶしというのもつまらない。 面倒くさく感じても、 この流れだったらやった方がいいということがある。 緊張するし気も使うが、 この人とは会ってみた方がいいと直観がささやくこともある。 それをキャッチすることかな。 そんな感覚で、 鈴鹿では暮していこうと思っている。 いろいろな経験をして、 やっと自分の意志を優先できるようになってきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年11月05日 12時14分05秒
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