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俺はクラシックはあまり聴かないけど、
世間ではよく「難解なもの」「真面目に聞くもの」なんて思われて とっつきにくいイメージがあるよね。 実際はそんなことないんだよ~ってなことをテノール歌手の人が言ってた気がするけど、 同様の理由で敬遠されがちなのがジャズだと思ってる。 確かに難解なのもあるよな、ってことで全否定はしないけど、 そうじゃない好例ってことで今日は PE’Z の "つくしんぼ" を紹介します。 なんか大塚愛の曲のようなアルバムタイトルだけど、 今年の3月に出たことだし意識してるかもね。 9曲で35分程度のミニアルバムなんだけど一応最新らしいんで、 現在のペズの姿に最も近いものを感じられる作品だと思う。 ペズにはデビュー当時から持ってる特徴がある。 それは、メロディーがキャッチーなこと。そして、アドリブをしないこと。 「アドリブをしないジャズ」ってのはこの時点で矛盾を抱えてる気もするが。 重要なのは「メロディーがキャッチー」って話で、 ジャズをとっつきやすい音楽としてプロデュースした功績は大きい。 似たような音楽性にスカパラもいると思うけど、あれは "東京「スカ」パラダイスオーケストラ" だから、スカに分類されるべきなんだろうね。 ペズは技術的に見てもすげー上手く、 やたら音数の多いドラム、 ウッドなのにやたら速く弾くベース、 作品を重ねる毎にはっちゃけてくるキーボード、 など、キャッチーなフロントに対してバックはスピード感たっぷりだ。 デビューは2001年で割と最近なのに、 既にベテラン的貫禄を感じるのは技術的、音楽的に安定してるからだろうか? いろんな憶測も含みつつ、とりあえずジャズに慣れてない人の入門用に、 選択肢として是非どうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/12/01 05:48:12 PM
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