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三度の飯より音楽三昧

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2005/12/05
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日10年前のロック誌を読んだんだけど、時代が違うなって感じた。
当時のロックファンは全員右向け右の状態というか、シーンがそんな感じだった。

今はもうちょっとましになってて、形骸化するにしても
選択肢が常に多数用意されていて、そのスパンも短い感がある。
ミュージシャンが時代に迎合しようとしても、
少しはやりやすくなったんじゃないだろうか。
大衆の心理は全く変化ないけど。

そんな90年代、揺れ動くロックシーンに完全に振り回されながらも非凡な才能を
見せつけたバンド、extreme の "waiting for punchline" を書きます。

この人達は作品を出すたびに路線が大きく変わることで有名だ。
完全にメタル・ハードロック寄りのセカンド "PORNOGRAFFITTI"
プログレッシブ寄りにして大作感を出したサード "Three size to every story"
グランジ寄りにしてラフに仕上げた4枚目 "waiting for punchline"

名作と名高いセカンドのインパクトが強すぎて後の作品の評価は低いが、
今聴くと4枚目の方が良いんだよな。
セカンドとサードは全体に作りこんだ感じが目立ったが、
4枚目は重ね撮りを廃してライブ感を重視していて、
それがラフに感じられているんだろうな。

セカンドでギタリストとしての名を不動のものにしたヌーノ・ベッテンコートが、
その後の作品で評価されなかったのは非常に惜しまれるところだ。
この4枚目を聴いた人は絶対度肝を抜かれたと思うが、
6曲目の "midnight express" はとにかく凄いよな。
4分弱のギターとパーカッションだけの曲だが、とにかく圧倒的なギターだ。

他にも、1曲目と5曲目にも注目して欲しい。
なんとボーカルの声が左側からしか出てないのだ。
普通ボーカルはセンターに位置するのが当たり前だけど、
ここでは右にギター、左にボーカルという配置になっていて
完全にボーカルとギターが同列に扱われてる。
これはイカレてるよな。さすが屈指のギターバンドだよな。

ただ、残念なことにこのアルバムを最後にバンドは解散してしまった。
その後ヌーノはソロアルバムを出して失敗したりしてた。
ボーカルのゲイリー・シェロンはヴァン・ヘイレンの3代目ボーカルとして
大抜擢されたが、程なくして辞めたと聞いた気がする。

シーンの波に乗り切れずに苦汁を舐めたバンドだけど、
作品の出来は素晴らしい。
特に格好いいギターを聴きたいというロックファン諸君、
聴かなきゃ駄目ですよ。






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Last updated  2005/12/05 08:52:30 PM
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