私からすると、やっとここまできたか・・・というか、ちょっと遅すぎるんじゃないの?っていう気もしなくもない。
今、日本で、「冬のソナタ」が爆発的人気を呼び、ヨン様の麗しい笑顔に日本中の女性がとりこにされ、「ブラザーフッド」のチャン・ドンゴン、ウォン・ビンの来日にハリウッドスター並の扱い、映画も大々的に取り上げられている・・・。
しかし、日本での韓国ブームはいきなりやってきたものではないと思うのだ。私が思うに、2年前の日韓共同開催ワールドカップや深キョンとウォン・ビンの日韓合同ドラマ「フレンズ」、BoAのブレイク、そして、「JSA」や「シュリ」の日本でのヒットなどを通じて、徐々に、日本人の心の中に、韓国への理解が深まっていったのではないのだろうか。
中でも、私は、ワールドカップ開催時の日清カップヌードルのCMが何より好きだった。覚えている人もいるかもしれないが、日本のサポーターが「カップヌードル食べよう!」と言うのに対し、韓国サポーターが「コプヌードル、モクチャ!」と返す。何だか、日本と韓国が一気に仲良く慣れたような気がして、このCMを見るたびに、嬉しくて胸が熱くなったのを覚えている。
思えば、飛鳥時代の日本には、大陸からやってきた百済人(現・韓国)の住む地域があった。そこは、最先端の技術と文化を持つ人々が住んでいるとされ、当時の日本人からすると、百済人とは、まさに憧れの象徴だったのだ・・・。その頃の日本と百済は、何のわだかまりもなく、お互い付き合えていたはず・・・。そう思うと、もう一度、あの頃のように、お互い理解しあって、文化と友情を深め合っていく事が出来たら、どんなに素晴らしいかと思っている。
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