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2005年04月15日
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カテゴリ:旅・ぐるめ
皆様、こんにちわ☆

こちらでは、先週の土曜日あたりから桜の見ごろを迎え、もう葉桜になりつつありますが、皆様のところではいかがでしょうか?
 

これからいよいよ、緑まぶしい、新緑の季節。
今度は、どこに遊びに行こうかな・・・♪
などと、悠長なことを考えながら、本や書類の山を整理していると、何やら下の方から、見覚えのある2冊が・・・
「ん?これは・・・?図書館から借りた本?
返却が9日?あ~っ!!期日がとっくに過ぎてる~!!」
と、あわてて必要な箇所だけコピーして、図書館に謝りに・・・。
(でも、全然、怒られなかったです・・・よかった・・・けど、ごめんなさい。)


そんな感じで、春で、頭がボケっぱなし・・・ではありますが、
先週は、名古屋城へ桜を見に行ってまいりました!

 

う~ん!満開の桜とお城が、見事にマッチしています・・・が、あ・あれ?
お城の上に、金のシャチホコが乗っていな~い!!
(見えにくい方は、写真をクリックしてみてください。)

「あり~?どこいったんだろ~?」
と、あたりを探してみると、ありました~!!
 

でも、これは、名古屋城の中に展示してあったレプリカ!
ホンモノは、こちらの中に!

 

実は、今、名古屋城では、『新世紀・名古屋城博』なるものを開催しておりまして、この金のドームの中に、金シャチが納められておりました~。(残念ながら、撮影禁止でした・・・)
この名古屋城博では、な~んと!金のシャチホコに直に触ることも出来るんですよ~!
え?別に触りたくない?そんな失礼な!
シャチホコは、名古屋人の心!魂!シンボルそのものなんですよ~!
(現に、金シャチに触るのに、30分待ちの状態だったんですから~!)

名古屋城は、1600年(関が原合戦の年ですね!)、当時、まだ勢力の強かった豊臣家の大阪城に対抗する前線基地として、徳川家康により、織田信長の生誕地・那古野城跡に建てられたものです。
家康の権力で建てられたものですから、それはそれは、豪華絢爛!金のふすまに、見事な天井画の数々でありましたけど、せっかくですから、今回は、金シャチを中心にやっていきましょう!

金のシャチホコは、今でこそ名古屋名物になっていますが、シャチホコがあるお城は、名古屋城だけではありません!
大阪城もそうですし、その他、彦根城会津城なども乗ってますね!

でも、日本で一番最初に、シャチホコを乗せたのは、滋賀県にある、織田信長の安土城だと言われています。

そして、そのシャチホコの原型とされるのは、中国の伝説上の海獣・
鴟尾(シビ)であります。
それは、お寺の屋根の両脇に、大きく反り返ったシッポのような形のもので、
それが日本の飛鳥時代に伝わって、主に、飛鳥寺、法隆寺、
唐招提寺東大寺薬師寺の屋根に使われていました。

鴟尾は、火事がなによりも恐れられていた時代、水を現す守り神として、乗せられていたのでしょう。

名古屋の金のシャチホコは、上質の金を使って作られ、金銭的には現代のお金に換算すると約4億円ですが、当時の生活レベルを考えると、それ以上の価値はあったものと思われます。

そんな金シャチですから、江戸の享保の改革など、財政的に苦しい時代、シャチホコのウロコを売っては、藩の財政を助けていたとか・・・?
(それで、「尾張名古屋は、城で持つ」って言われてたのね!)

そして、そんな価値の高いものが、屋根の上に野ざらしになっているのですから、大凧に乗って、屋根まで登り、金のウロコを盗もうとした大バカ者もいたようです。
(もちろん!大失敗!風にあおられ、凧の紐ごと金シャチに撒きつけられたらしいよ・・・。)

その後、版籍奉還で時代は明治になり、城の取り壊し、金シャチは鋳つぶしにされ政府に献上・・・という危機に直面します!

でも、名古屋城の文化的価値を認めてくれた、ドイツの公使・プラントさんの提言によって、かろうじて、名古屋城も金シャチも生き残ることが出来たのです。

そして、ウイーン万博などに出品されるために海外を飛び回り・・・明治11年にようやく古巣の名古屋城の屋根に戻ってきました。

しかし・・・ここまで人々に愛され、大事にされてきた金シャチも、昭和20年5月14日の大空襲で、城ごと炎上し、333年の歴史に幕を閉じる事になりました・・・。
(くそ~!!アメリカのやつ~!!)
その文化的損失は計り知れないものがあり、今残っていたら、間違いなく、姫路城と一緒に世界遺産に登録されたと思いますが、金の襖などは前もって非難させておいたので・・・それだけが救いだったかもしれません。

現在の名古屋城は、昭和34年完成したもので、再び造られた金シャチは、名古屋の人々に、盛大なパレードをもって迎えられました・・・。
如何に、金シャチが名古屋人の心そのものであったか・・・しみじみと感じさせられる出来事ですよね!

名古屋城博に行くと、金シャチの波乱万丈の歴史が、詳しく説明されています。
金シャチドームに一歩足を踏み入れると、あなたも、いつのまにか金シャチのとりこに・・・。
元気ハツラツ名古屋人の仲間入りが出来るかも?


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最終更新日  2005年04月16日 02時00分38秒
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