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テーマ:サッカー Jリーグ♪(3954)
カテゴリ:観戦記(サッカー)
--- 帰宅しました。 今日見てきた試合は、コチラです。 試合をざっくりと振り返ってみます。 久々に、振り返りたくなる試合だったので(^^) --- G大阪さんは、負傷のマグノを欠きますが、 今季のいつもの布陣です。 4-2-2-2で、後ろから 加地・シジ・山口・安田 明神・橋本 遠藤・二川 播戸・バレー。 それに対し、ウチは普段の4-2-2-2ではなく、 4-1-4-1の、アンカーを置いた1トップで臨みます。 和田タクミ、早川、太田、トモキチ。 アンカーは、パウロ。 MF4人は、右からオボムソク、吉野、根占、タッキー 1トップが平本でした。 --- 今日、観戦ご一緒したやまもぉさん情報でこれを知ったときに、 最初、もの凄いイヤな予感がしました、 なぜなら、2ヶ月前の万博でも、同じように4-1-4-1で臨んで、 チンチンにやられてしまったからです。 …GK菅野に神が光臨して、6失点分防いでくれて、1-2の敗戦で済んだ試合です(>_<) この試合、アンカーに守備で、フィジカルの強さとスタミナのある チョンヨンデで臨んだのですが… …戦評をみたら、ヨンデが左右のサイドに振り回されて、 そこへのフォローが不足していて、バイタルががら空きになって… そこを面白いように衝かれまくった、と… 今日の試合でも、例え相手が調子悪いとは言え、また同じことになるのでは…と思いました。 --- しかし、そんな不安を払拭するような、積極的な立ち上がりを見せた横浜FC。 いきなり左サイドを深くえぐってタッキーがクロス、シュートで終わります。 このとき、SBのトモキチもオーバーラップしていました。 --- また、右サイドのボムソクが、良かった~ 右サイドを積極的に上がりますし、ロングボールのターゲットとしても頑張っていて、 対面の安田と互角に戦っていました。 サイドをえぐってのクロスも、鋭いものを上げていましたし。 --- 試合は、開始10分ほど、アクシデントが。 G大阪GK藤ヶ谷が、バックパスをキャッチした、とみなされ、PA内で間接FK。 しかし、これは1回フェイントでG大阪(播戸だったんですね)に黄色が提示されたものの、 結局壁に当たり、通り抜けた弱いあたりを藤ヶ谷がキャッチ。 --- その後は、やはり実力どおりG大阪がボール保持する時間が続きますが、 横浜FCが、身体を張った守り、 そして中盤の分厚さで自由にさせないよう動き回ります。 こういったときは、ワイドな展開が効きます。 そして、当然王者・首位のG大阪は、それをしようとします。 左SBの安田は、基本的にMFの位置まで上がり、ボールを高い位置で受けようとします。 しかし、これは和田タクミが担当、 そして中央を固めないといけない時には、ボムソクとパウロがケア。 --- さて、上に書きましたが、パウロが右サイドに…ということは、 アンカーがサイドに引っ張り出されているのですが、 でも、今日の横浜FCは、破綻しませんでした。 それは、当然前の「4」の中央の吉野・根占の本来はボランチのコンビが、 本来のエリアで身体を張った守備をしたこと。 これが徹底できていたのが大きいです。 --- また、パウロ自身も、動きが素晴らしかった~!! ・何よりも、ボール保持能力の高さ ・1対1で負けない、フィジカル ・危険な位置を感じ取って、あらかじめそこにいられる、察知能力 ・大きな展開は作れなくても、近くに確実に通せるパス能力 ・それなりに強い、身体能力 ・(ポルトガル語なので、通じてない可能性は高いが)良く声を出して、指示。 本当に、心強い限りでした。 ただ、前半20分くらいでしたか? 思い切って上がって、最終ラインを交わして、 さぁ、シュート!!と言う場面でパス出して… そういった場面で、シュート打ってくれたら、ね… そこだけが、ちょっと残念。 --- そして、G大阪の右サイドには、日本代表の加地!! 早ぇ~(ΘoΘ;) 安田よりも、低い位置にいるのに、チャンスと見るや 一気にウチのタッキー、そしてSBのトモキチまで2枚を置き去りにして、 オーバーラップして、クロスを上げてきます。 そこらへん、さすがに日本代表ですね。 --- で、G大阪も、上がりっぱなしで2バックに… ということは、前半はありませんでした。 きっと、これはチーム内での約束事なんでしょう、 ボランチの橋本or明神、もしくは遠藤が、 下がって、CBのシジ、山口の間にいて、ケアをするようにしていました。 ただ、少し気になったのが、 本職がボランチだから、おかしくはないのですが、 この位置に遠藤がいるケースが、前半20~30分位に結構見られたことです。 おそらく、横浜FCが分厚く中盤を埋めてきていること、 そして、自由にさせないようマークしてくるのに対し、 サイドに散らすような、大きい展開を作るため、というのも あったんだと思います。 事実、横浜FCがラインを上げた時に、 裏にスルーパスを出して、バレーを走らせて… という、肝を冷やす展開が2つほどありました、前半。 1つは、早川が黄色と引き換えにファールで止めて。 2つ目は、早川が我慢した代わりに、交わされ、太田とトモキチも交わされシュートを打たれます。 ただ、遠藤には、ゴール近くで決定的な仕事をされるほうがイヤだったので、 後ろにいる方が、安心してみていられました。 …でも、G大阪がさすが王者だな、と思ったのは、 前半は、こういう展開が見られても、 後半は全く見られず、遠藤はイヤな位置からパス、クロスを上げ続けていた、ということです。 --- そして、前半もう1つ気になったこと。 それは… G大阪、二川が消えていたことです。 開始5分くらいかな?二川が決定的な場面を迎えました、 右サイドを完全に抜け出し、フリーでシュートを打てそうな場面。 しかし、ここで躊躇してしまいました。 その間に、横浜FCがボールを奪い、クリア。 で。 …私は横浜FCを応援していたので、ウチの選手ばっかり見ていた、というのは 差し引いて考えないといけない部分ではあるのですが、 私が「二川が絡んだな」と思うプレーは、 今日の試合では、それが最初で最後でした。 …目立たなかったんですよ。本当に。 それは、ウチが上手く消せていたのか、 それとも、彼自身、調子がいまひとつだったのか… --- 前半は、結局0-0で終わります。 35分過ぎからは、一方的に押される展開だったので、 ひたすらウチは耐える展開でした。 クリアボールも、1トップの平本だけではキープできず、 拾われては攻められ… でも、耐え切りました。 前半終了のホイッスルと友に、大拍手のウチサイド。 そりゃそうです、相手は首位、ウチはホームの試合とはいえ、ダントツ最下位ですから… --- 後半。 ますます、一方的に攻められる展開が続きます。 攻めようにも、まずボールの収まりどころが前線に無いんです。 そのため、クリアボールを拾われては攻撃にさらされます。 …ここら辺は、いつもの横浜FCの展開ですね…涙 --- で。 入れてくるんやろな…と思っていた家長が投入されます、 記録を見たら後半8分ですね、SB安田に代えて。 左SBには橋本が下がり、右SMFに入った家長、ドリブルで切り裂きにかかります。 --- この後です。 早川が、この日3回目の、バレーの単独個人突破に対し、 我慢できずに引っ掛けてしまいました…。 本人は負傷で担架で退場したのですが、 主審は2枚目の黄色を提示。横浜FCは一人少ない戦いを強いられることになりました。 --- DFが一人欠けた横浜FC。 代えるのは誰だろう?と思ってみていたのですが、 吉野に代えて、岩倉君を入れてきました。 個人的には昨年の骨折離脱してしまったこの試合以来、 1年3ヶ月ぶりに試合出場を見た岩倉君。 この岩倉君が、及第点以上の、十分な活躍を見せてくれることになります。 --- しかし。 横浜FCには、さらにツライ展開が。 確かG大阪左CKからの流れだったと思うのですが… PA内で、家長を倒してしまった、という判定でPK… …正直、これは微妙な判定だったと思うのですが。 人生2回、そのうち1回しかも相手は千葉のGK立石に2回しかPKを外したことがない、 逆を衝く天才のG大阪遠藤。 菅野でもとめることができず、やはり逆を衝かれて失点… この時点では、1人少ないし敗戦を覚悟しました。 --- しかし、横浜FCは諦めません。 記録を見たらその2分後でした。 交代要員の西山がスタンバイしていたのですが、 交代相手のはずだった滝澤が、最後のプレーのつもりで 左CK、絶妙なボールを上げます。 和田タクミが走りこみ、ヘッドを叩きつけ、叩き込みJ初ゴール!!! 一人少ない横浜FCが追いつきます。 --- 【その2に続きます、文字数制限に引っかかりました(>_<)】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 19, 2007 01:21:44 AM
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